◆主な審議内容
◇補正予算
〔一般会計〕
Q:小笠原議員…町有建物の解体撤去工事について、どの建物を解体するのか。また、解体後の用地の活用は。
A:茂岩新和町のアメニティホール南側にある廃屋を解体撤去する予定。
なお、理由としては、建物の裏手で次年度以降に治山事業を実施するため建物が支障となっていることによるもの。
Q:後藤議員…予防接種委託料について、主な事業内容は。
A:新型コロナウイルス感染症予防のためのワクチン接種については、令和6年4月1日以降、予防接種法上の位置づけが、特例臨時接種から定期接種(B類)へ変更となり、接種費用が有料となった。高齢者等の定期接種対象者及び任意接種対象者の負担軽減のために町費負担分について予算計上した。
なお、定期接種対象者の自己負担額は1,000円とし、任意接種対象者については、年齢区分に応じて2,500円から5,000円と予定している。
Q:杉野議員…エゾシカ生息被害調査について、事業の内容は。
A:野生鳥獣による農作物の被害状況の調査を毎年実施しているが、実際の被害は調査結果を上回っていると思われるため、町内のエゾシカの生息数などを正確に調査し、精度の高い被害状況の実態把握をするため本調査を実施する。
Q:小笠原議員…エゾシカ生息被害調査の財源として森林環境譲与税基金積立金を繰入するようだが、その理由は。
A:森林環境譲与税は、森林の整備に関する施策に充てることとされている。本事業は、森林の整備に関する施策のうち、鳥獣被害対策における監視業務にあたるため、森林環境譲与税を活用する。
Q:小笠原議員…漁船上架機材保管施設整備事業補助金の内容は。
A:実施主体である大津漁業協同組合において、来年度、漁船上架機材保管施設を整備するにあたり、今年度中に実施設計を行う予定であることから本事業に補助するもの。
なお、実施設計の負担割合は、豊頃町、浦幌町及び大津漁業協同組合それぞれ3分の1と予定している。
Q:小笠原議員…大津漁港環境負荷低減促進事業補助金の内容は。
A:例年、定置網の最盛期に大津漁業協同組合はディーゼル式のフォークリフトをリース会社からのリースで使用していたが、今年度以降リースできない旨、リース会社から説明があった。
また、大津漁業協同組合所有のフォークリフトも経年劣化していることから、大津業業協同同組合において電動式のフォークリフトを今年度2台購入することとなり、その費用に対し補助するもの。
Q:大崎議員…大津地域コミュニティセンター階段昇降機設置工事について、階段昇降機は電力で駆動するのか。
A:平時は電気式、停電時は内臓バッテリーで駆動する。
Q:大崎議員…災害時水没する場合を想定した階段昇降機の対策は。
A:建物浸水時にはリモコンで上階に移動させるなど、さまざまな想定に備え対応してゆきたい。
Q:大崎議員…津波救命艇の設置場所は、あらゆる人が避難することを想定した設置場所か。
A:昨年度購入した1艇は大津分遣所横に設置している。今年度購入の1艇については、大津港町に設置する予定。
また、設置の理由については、避難艇の定員が25人と既存の1艇だけでは避難者全員が乗船するには足りないこと、また、場所によっては既存の1艇まで避難するには遠く避難が難しいことから、追加で1艇配備することとした。
なお、設置場所を大津港町にした理由は、公営住宅があること等を勘案し、どこにいても、どちらかの津波救命艇に避難できるようにするため。
〔事業会計〕
Q:大崎議員…振替手数料について、支出の期間は。
A:今年4月から翌年3月までの一事業会計年度中にかかる分を計上した。上下水道使用料の口座振替などに係る手数料を支出する。
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