豊頃町夏の風物詩として実施されている「とよころ夏まつり」が8月10日に、える夢館駐車場で開催されました。今年は約1800人の方が来場し、会場がたくさんの人で埋め尽くされました。昨年と同様、今年もとよころ太鼓「艶遊会」の皆さんによる、力強い和太鼓演奏で夏まつりの幕開けとなりました。会場には商工会青年部・女性部や役場青年部などたくさんの出店が並び、提供される食事や射的、くじ引きなど、夏まつりに来た方々は思い思いに楽しんでいました。
今年の夏まつりもたくさんのプログラムがあり、「豊頃中学校吹奏楽部」による演奏や「ミカバトンクラブ」による演技、お菓子まき、恒例となったビンゴ大会などで会場は大盛り上がりとなりました。特に今年初の実施となる「カラオケ大会」では8組の方々が出場し、その美声やパフォーマンスで会場を大いに盛り上げてくれました。
まつりの賑やかさを楽しんでいると徐々に日暮れの時間を迎え、町内の小学校や保育所の子どもたちが作成した行燈が鮮やかなオレンジ色の光を放ち、夕暮れから段々と夜に向かうにつれてその輝きが際立っていき、その光景はとても幻想的で、どこかノスタルジックな気持ちにさせるような雰囲気を漂わせていました。
楽しかった時間はあっという間に過ぎ去り、まつりは最後のプログラムである「十勝川花火大会」が行われ、1000発もの美しい花火たちが夜空を彩り、「とよころ夏まつり」は幕を閉じました。
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