猛暑の夏が過ぎ去り、今年も実りの秋を迎えました。
地球温暖化対策は、私たちの暮らしの中で少し気を付けて行動することで温暖化防止につながることがたくさんあります。
食品の無駄をなるべく避けることもその一つです。食品も生産や流通、廃棄など全ての過程でエネルギーを消費し、温室効果ガスを排出することが多いからです。日本で1年間に発生する食品廃棄物の量は約600万トンと推計されており、これは国民1人が毎日、ご飯を茶碗一杯分捨てているのと同じくらいの量です
▽食品ロスの発生量
家庭で発生する食品ロスは大きく(1)食べ残し、(2)直接廃棄(賞味期限切れなどにより手つかずのまま廃棄されたもの)、(3)過剰除去(調理の際、食べられる部分を過剰に除去したもの)に分けられます。
◆食品ロスを減らすためにできること
・食べきれないほど買い過ぎないことや、すぐに食べる商品は、陳列順に購入する。
・飲食店で食事するときは、食べきれる量を注文し、残った場合は可能であれば持ち帰る、宴会などは意識的に食べる時間を設ける。
・調理のときは、食べられる分だけ作るようにし、食材が余ったら使い切りレシピなども参考に無駄にしない。
・食べきれなかった食品は傷まないように冷凍したり、それを忘れないよう冷蔵庫内の配置を工夫する。などが挙げられます。
皆さんのご家庭でも、冷蔵庫から温暖化対策を考えてみませんか。
▽食品ロスポータルサイト(環境省)
※QRコードは本紙P.17をご覧ください。
詳細:役場経済課商工観光・エネルギー担当
【電話】28-3863
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