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11月は「ケアラー支援月間」です

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北海道足寄町

ケアラーに関する理解を広めるため、11月11日「介護の日」と連動して、毎年11月を「ケアラー推進月間」としています。

◆ケアを必要としている人は増えている
わが国では、高齢、障がいをはじめ、さまざまなケアを必要としている人が増加しており、今後ますます増加する可能性があります。令和5年度版障害者白書によると、国民のおよそ9・2%に何らかの障がいがあるとされています。

◆支える人を一人にしない 誰でもケアへの問題や不安、悩みを抱えている
ケアラーは、ケアを必要としている相手に対して、身体介護・介助、感情面のサポートや見守り、日々の暮らしのサービスの利用、趣味や余暇に関することなど、生活全般にわたるケアをしています。その中で、自分のことは後回しになり、自分のための健康維持や社会参加にかける時間は不足がちとなり、将来に対する不安を抱えていることが多く、ケアラー自身がそのことに気付いていないこともあります。
ケアラーの健康、心理面は、ケアが必要な人の特徴と直接関係しています。ケアをしている人への支援とケアされている人への支援の両方が必要です。
・ケアラーとは、こころやからだに不調のある家族の「介護」「看護」「療育」「世話」「気遣い」などをする人のことです。
・ヤングケアラーとは、本来大人が担うような家事や家族の介護などを日常的に行っている18歳未満の子どものことです。

◆北海道ケアラー支援推進計画
北海道では、ケアラー実態調査の結果を踏まえ、令和4年4月1日に北海道ケアラー支援条例を施行し、北海道ケアラー支援推進計画を策定しています。内容をお知りになりたい方は、北海道ホームページをご覧ください。

◆悩みを一人で抱え込まないで、相談しましょう
ケアラーが「介護は家族で」と孤独・孤立な状態になることなく、健康で文化的な暮らしが送れるように、支援していく必要があります。

〈相談先〉
・北海道ヤングケアラー相談サポートセンター
【電話】0120-516-086
・役場福祉課地域包括支援センター
【電話】25-9200
・役場福祉課福祉担当
【電話】25-2216

■かえるネットワークについて
◆大切なひとの行方不明を防ぐために
本町では、障がい・虚弱高齢者のための「かえるネットワーク」を設置しています。
認知症などにより行方不明になった高齢者や障がい者を隣近所・事業所・団体などの協力機関が連絡を取り合い、町ぐるみですみやかに発見・保護する仕組みです。もしもの時に備えて、事前に登録ができます。登録をしていない方でも、ご家族や身近にいる方が、ご本人の異変を察知した時点で、なるべく早くご相談ください。

◆どうやって利用するの?
高齢者や障がい者の行方が分からなくなった場合は、すみやかに本別警察署へ連絡してください。この際、かえるネットワークに事前登録されている方は「かえるネットワークで探してください」と忘れずに伝えてください。警察署では、捜索に必要な情報をお尋ねします。その後、警察署から役場へ要請が入り「かえるネットワーク」の各協力機関に情報提供を行います。連絡が遅れるにしたがって、無事に保護される可能性が低くなります。大切な人を守るためにも、介護を一人で抱え込まずに、周りへ発信し、協力し合うことも大切です。

◆地域の方へのお願い
道に迷って困っているようだったり、同じ場所で立ち止まっている高齢者等を見かけたときには、やさしく声を掛けてください。名前や住所が答えられなかったり、行き先が分からない場合には、警察へ連絡し、警察が来るまでそばについていてあげてください。

介護・福祉サービスの活用や対応の工夫により、行方不明を未然に防ぐこともできます。認知症全般、介護全般についても、お気軽にご相談ください。また、行方不明を事前に防ぐために、GPS探知機(受信機)の初期費用助成も行っています。

詳細:役場福祉課地域包括支援センター
【電話】25-9200

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