◆暮らしの中で、ちょっとした困りごとはありませんか
高齢になると、日々の生活の中で困りごとが何かしらあるものかと思います。例えば、高いところの作業、力仕事、布団干しや窓拭き、趣味活動への移動手段、病院の付き添い等、自分でもできるかもしれないけど、誰かの手助けがあるとありがたいと思うことは、案外たくさんあるかもしれません。そんなちょっとした困りごとを手助けしてくれる誰かががいれば、とても心強いですよね。
◆「お互いさま」で支え合う、居心地の良い地域づくり
高齢になるとできないことばかりが増えて行くのでしょうか。いえ、そんなことは決してありません。身体機能の低下とともにできなくなることはあるかも知れませんが、まだまだできることはたくさんあるはずです。
「重いものは持てないけど、ご飯支度は任せて」「高いところの作業は難しいけど、車の運転はできるから買い物なら手伝える」「インターネットでの調べものならできるよ」等、それぞれのできることとできないことのバランスを取ることで「お互いさま」で支え合う、居心地の良い地域づくりを目指したいですね。
◆皆さんの声を聞かせてください
実際に困りごとがあるけれど「こんなことを聞くのは恥ずかしい」「どこに聞けば良いか分からない」という方はもちろん「こんなことなら手伝えるよ」いう方々も、ぜひ生活支援コーディネーターまでお気軽にご連絡ください。
それぞれの声にお応えできるよう、対応させていただきます。
■自分らしく、いきいきライフ!第14回 ~中央老人クラブカルタ部会の活動を紹介します
発足から40年近い歴史のある「中央老人クラブカルタ部会」は、週2回老人憩いの家で活動しています。
多いときは30人ほどの会員が在籍していましたが、現在の会員数は8人となり、減少傾向にあります。会員の高齢化もあり、椅子に座って百人一首ができるよう工夫することで、床に座るのが困難な方も参加しやすいようにしています。会員数は減少しましたが、会の活動は活気にあふれており、にぎやかな笑い声が絶えません。カルタの合間にはお茶の時間もあり、和気あいあいと語り合う時間も楽しいひとときとなっています。カルタ部会ではチーム戦として、6人一組に詠み手が一人必要なため、最低でも7人揃わなければなりません。会の皆さんは「体調が悪くなれば皆に迷惑が掛かるから、元気でいなくちゃ」と、会に参加することを目標に、日々健康に留意して過ごされています。
集中力、反射神経、記憶力も必要となる百人一首は、認知症予防にも最適です。
経験者はもちろん、未経験者も大歓迎です。一緒に楽しんでみませんか。
詳細:
・NPO法人ママサポートえぷろん 生活支援コーディネーター 山田美香
【電話】25-6000
・役場福祉課高齢者福祉担当
【電話】28-3854
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