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あしょろ自然誌 Vol.49

12/23

北海道足寄町

◆ゴジュウカラ
冬は葉を落とした木々に小鳥の群れが飛び交っている様子を目にする機会があります。
シジュウカラやシマエナガ等に交じって、木の幹に止まり上下に駆け回る鳥がいればそれはゴジュウカラだと思われます。
ゴジュウカラはスズメ目ゴジュウカラ科に分類され、全国的に分布します。北海道には亜種シロハラゴジュウカラが生息します。
体長は14cmほどでその名の通り頬から腹にかけて白いのが特徴です。頭から上面はやや青みがかった灰色をしており、嘴くちばしから目を通る黒い線が目立ちます。留鳥で市街地の公園等を含む低地から山地の広葉樹林などさまざまな林で見られます。
足の力が非常に強く幹を上下に移動しながら虫などの餌を探します。木の幹を移動する種はコゲラやキバシリ等いますが、下向きにも移動できることが本種の特徴の一つでしょう。
小鳥の群れを目にして名前が気になる種があればこれらの特徴を参考にしてみてください。

詳細:九州大学北海道演習林(緒方健人・榎木勉)
【電話】25-2608

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