菅原耕(こう)さん
プロフィール:足寄町生まれ34歳高校は札幌、大学は千葉へ進学する。大学卒業後に就職するが、令和4年に町にUターンして地域おこし協力隊として活動中。令和5年に北海道木育マイスター取得、本年合同会社tetoteを設立。
◆足寄に戻ろうと思ったきっかけは?
元々、脱サラして北海道へ移住し、木に関する仕事をしたいと考えていました。そんな時期に足寄町の地域おこし協力隊の募集があり、今に至っています。
◆地域おこし協力隊に採用されて、どんな活動をしていますか?
あしょろ観光協会へ派遣となり、ショップ販売業務や来館者への観光案内などをしています。その他、あしょろ観光協会が主催するイベントの運営などもしています。また木質ペレットストーブの関連事業や町の森林資源を活用した木育活動(どんころぐま製作・販売、木育ワークショップ講師)などを行っています。
◆Uターンして良かったことは?
町のゆったりとした時間の流れが好きで、ふとしたときに落ち着くことができること。サラリーマン時代で関わることのなかった業種との人脈ができ、自身の価値観が変わったこと。
◆来年3月いっぱいで協力隊の任期が終了しますが、その後の計画は?
設立した会社tetoteで木質ペレットの普及啓発活動や木質ペレットストーブの関連事業、町の森林資源を活用したものづくりを行います。さらに、子どもたちが遊べる木製おもちゃを作り、木育文化を普及させたいと考えてます。いずれは「足寄町はものづくりの町!」という印象が根付くように木製加工品にもっと力を入れたいと思います。
◆町民の皆さんへメッセージを
地域おこし協力隊を卒業しても、引き続き、足寄で活動を続けていきます。これからも、どうぞよろしくお願いします。
▽取材後記(神本英邦集落支援員)
菅原さんは、足寄の民芸品「どんころぐま」を復活させました。私が書いている連載コラム「足寄物語」で「どんころぐま」を取り上げていますので、ぜひあしょろ観光協会のホームページをご覧ください。
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