◆PFOSおよびPFOAの水質検査結果について
昨今報道されている有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))のうち、PFOS(ピーフォス)およびPFOA(ピーフォア)について、本町においても全水源の水質検査を実施しました。検査結果は次の表のとおりで、PFOSおよびPFOAともに国が定める暫定目標値「PFOSおよびPFOAの合計で50ng/L以下」を大きく下回っており、安心してお飲みいただけます。
◆令和6年度足寄町水質検査結果(PFOSおよびPFOA)
(単位:ng/L)
◆PFASとは?
PFASとは、有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称です。1万種類以上の物質があるとされており、撥水性、撥油性、耐熱性、化学的安定性などの物性があります。
PFASの中でも広く使用されてきたものにPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)があります。PFOSは半導体用反射防止剤、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤、PFOAはフッ素加工ポリマー加工助剤、界面活性剤などに使用されてきました。
しかし、PFOSおよびPFOAには、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため環境中に広く残留しており、環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物に影響を及ぼす可能性が指摘されています。このことから国内では現在製造・輸入等が原則禁止されています。
◆水道凍結に注意しましょう
これから3月にかけて水道管の凍結事故が多発します。旅行や帰省等で長期間家を空けるときや真冬日が続いたときは特に注意が必要です。必ず水落としを行いましょう。長期間不在の時は、トイレのタンクの水抜き、便器に溜まっている水に不凍液を混ぜて入れておくと便器の破損防止になります。
水道管が凍結または破損した場合は、速やかに足寄町指定給水装置工事事業者に連絡し修理してください。
◆足寄町内指定給水装置工事事業者一覧表
詳細:役場建設課上下水道工務担当
【電話】28-3868
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