◆カナダの桜祭り
カミール・エスペリータ
カナダのバンクーバーでは、毎月4月初旬に「バンクーバー桜祭り」が開催されます。1930年代初頭、神戸市と横浜市は第一次世界大戦で戦没した日系カナダ人への追悼の意を込めて、バンクーバー市に500本の桜の木を贈りました。それ以来桜の木は増え続け、500本から始まった桜の木は、今ではバンクーバー全域に4万3千本以上あります。
2005年から始まった「バンクーバー桜祭り」には、毎年カナダのみならず、世界中から多くの観光客が訪れます。お祭りの間には、いろいろなイベントが行われますが、中でも「サクラデイズジャパン」というイベントでは、日本文化をテーマに日本のお祭りで見られる定番の食べ物や日本酒が売られ、また茶道や和楽器の演奏、日本舞踊なども見ることができます。
カナダはいろいろな人種の人たちが共存する多文化社会であるため、世界中のさまざまなお祭りを見ることができます。「バンクーバー桜祭り」はカナダと日本をつなぐ架け橋のようなイベントだと思います。
私も足寄とウェタスキウィンをつなぐ架け橋として、4月から気持ちを新たに頑張ります。
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