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行政執行方針・教育執行方針(1)

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北海道足寄町

3月町議会定例会で示された、まちづくりの方針である行政執行方針と教育行政執行方針を紹介します。

■令和6年度行政執行方針(要旨)
「人にやさしいまちづくり、町民の幸せのために」町民目線で誠心誠意のまちづくり
渡辺俊一町長

◆まちづくりの基本方針
町民の皆さんの負託を受け、2期目の町長という重責を担わせていただいてから10カ月が経過しました。
昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行となり、足寄ふるさと盆踊り・両国花火大会をはじめとするさまざまな行事を再開することができ、コロナ前のにぎわいを取り戻しつつあります。これまでマスク着用や手指消毒、行動自粛など感染防止対策にご協力をいただいた町民・事業者の皆さん、地域の保健医療を支えていただいた関係者の皆さんに改めて感謝を申し上げます。
町の基幹産業である農業の関係では、ロシアのウクライナ侵攻等の影響で、厳しい経営状況が続いていることから、足寄町農業協同組合との連携を密にし、農業経営継続のための支援を行います。
人口減少対策は本町の最重要課題であり、基幹産業の農林業をしっかり支援することが、地域経済の振興、過疎対策に結び付くものと考えており「足寄町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、地方創生に取り組みます。
人口減少対策の大きな柱である「子育て応援出産祝金贈呈・保育料完全無償化・学校給食費無償化・足寄高校存続に関する支援」等の子育てと教育の支援を継続し「安心して子育てできる町、足寄町」を町外にアピールできるまちづくりを進めます。
併せて、産業の振興と雇用の場を創出するための取り組み、時代の変化にあった福祉施策を進め、一人暮らしのお年寄りや障がい者が安心して住み続けられる環境を充実させます。
現在、令和7年度から令和16年度までの10年間のまちづくりの指針となる「第7次総合計画」の策定に向け、まちづくりアンケートや地区別懇談会などを開催し、地域や各種団体等の代表者や有識者に参加いただいている第7次総合計画策定専門委員会において、第6次計画の検証、次期計画策定のための課題抽出等を行っています。
コロナ危機から脱却し「この足寄町に住んでよかった」と思っていただける「安全で安心なまち」の実現に向け、新年度予算編成に臨みました。

[予算編成の重点方針]
(1)医療と介護・保健・福祉連携システムの推進
(2)安全、安心な住みよいまちづくりの推進
(3)産業振興の推進
(4)学びと文化のまちづくりの推進
(5)総合戦略による人口減少対策の推進

近年は、改修や更新といった長寿命化が必要な施設や設備が増加しており、本年度は下愛冠コミュニティセンター、あしょろ銀河ホール21の防火シャッターや排煙設備、螺湾小学校や弓道場遠的場の改修事業を実施します。
足寄町デジタル・トランスフォーメーション推進計画に基づき、行政のデジタル化に取り組み、町民の皆さんの利便性の向上と行政の効率化を進めます。またゼロカーボンの推進では、2050年までのカーボンニュートラル達成に向け、再生可能エネルギーの導入や省エネ等を推進する実行計画を策定します。町民や事業者の皆さんにゼロカーボンや省エネに取り組んでいただけるよう、情報の周知に努めます。
ゼロカーボン推進に向けた取り組みとして、本年度は、街路灯および温水プール照明のLED化について予算計上しており、今後、公共施設等のLED化を積極的に進めます。

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