◆高齢者見守り支援「かえるシール」交付事業を始めます
町では、行方不明になる可能性のある認知症高齢者を早期に発見・保護することを目的として、足寄町高齢者見守り支援「かえるシール」交付事業を開始します。
「かえるシール」にはQRコードが印字されており、高齢者の衣服や持ち物に貼って使用します。行方不明になった人を発見した時に、貼られている「かえるシール」のQRコードをスマートフォンで読み取ると、家族に発見通知メールが届きます。発見者は「どこシル伝言板」で本人の情報や保護した場合の対応方法等を知ることができ、伝言板のチャット機能を通して、発見者と家族が連絡を取ることができます。
ご利用には申請・登録が必要ですので、地域包括支援センターにご相談ください。
◇シール配布対象者
認知症による徘徊の心配がある方
◇配布枚数
30枚(耐洗シール20枚、蓄光シール10枚)
◇費用
無料
※追加希望の場合は、実費負担となります。
▽認知症高齢者等保護情報共有サービス「どこシル伝言板」
※詳細は本紙P.16をご覧ください。
◆SOSネットワーク「かえるネットワーク」
行方不明者が発生した場合、地域の協力機関、警察等との捜索連携システムとして「かえるネットワーク」を構築しています。このネットワークにより、情報を速やかに協力機関に発信し、早期捜索、早期発見につなげることができます。また「十勝高齢者見守りSOSネットワーク」との連携により、必要に応じて広域での捜索協力依頼も可能です。
「かえるネットワーク」では、行方不明になる恐れのある方について、情報を事前に登録することができます。事前登録することで、万が一、行方不明になった場合に速やかな情報提供が可能となります。登録に関しては、地域包括支援センターへご相談ください。
ネットワークに登録していない方でも、本人の異変を察知した時点で、なるべく早くご相談ください。緊急性に応じて、ネットワークの活用含む捜索依頼を行います。
◆地域の皆さんへのお願い
行方不明者の発見は、警察に次いで一般住民による発見が多いとの実績報告があります。
認知症は誰でもかかる可能性のある病気です。道に迷っている、困っている様子の高齢者を見掛けたら、正面から優しく声を掛けてください。地域の皆さんの見守りが、行方不明者の命を守ることにつながります。
詳細:役場福祉課地域包括支援センター
【電話】25-9200
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