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足寄町国民健康保険病院 経営強化プランを策定しました

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北海道足寄町

公立病院は、地域における基幹的な公的医療機関として、地域医療の確保のため、重要な役割を果たしています。しかし、多くの公立病院では、医師・看護師等の不足、人口減少や少子高齢化などの要因で、医療提供体制の維持が極めて厳しい状況となっています。
病院経営を取り巻く環境が厳しい中、町国民健康保険病院は、経営強化プラン(以下「プラン」)に沿いながら、住民の皆さんに安心した医療を提供できるよう職員一丸となって取り組んでいきます。

■プランの対象期間
本プランの対象期間は国の「公立病院経営強化ガイドライン」に基づき、令和6年度から令和9年度までの4年計画としています。

■プランの概要
公立病院に求められている持続可能な地域医療体制を確保するため「役割・機能の最適化と連携の強化」「医師・看護師等の確保と働き方改革」「経営形態の見直し」「新興感染症の感染拡大時等に備えた平時からの取り組み」「施設・設備の最適化」「経営の効率化」等の取り組みを記載しています。

■現状と課題
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、令和17年には足寄町の人口は5千人を切ることが予測されています。それに伴い、外来患者数、入院患者数も大幅な減少が予想されています(下図参照)。
経営状況については、新型コロナウイルス感染症拡大が病院経営に大きな影響を与え、依然として受診控えが続いていること、また、当院は不採算地区医療を担っていることもあり、経常収支は赤字となっています。
今後、地域医療提供体制を確保し、良質な医療を継続的に提供していくため、本プランでは、経常収支の黒字化や新規患者の獲得を目指すとともに、病床数の削減など機能分化も視野に入れながら、経営強化に取り組んでいきます。

■経営強化プランの一部を紹介します
◆機能分化・連携強化
・二次医療圏・三次医療圏の拠点病院などと連携し、紹介・逆紹介の推進、地域の医療機関などとの連携を強化し『かかりつけ医』として患者の病状に応じた地域完結型医療の確立を目指します。

◆医師・看護師等の確保と働き方改革
・「タスク・シェアリング」等医師の負担軽減に取り組むとともに、引き続き、修学資金の貸付制度を推進し、医療従事者の確保に努めます。
・地域医療研修モデル病院として、地域医療の担い手として期待される総合診察医等を育成、支援し地域医療の充実を目指します。

◆経営形態の見直し
・地方公営企業法一部適用を継続しますが、公立病院を取り巻く環境を注視しながら、地方独立行政法人等、慎重に検討を進めていきます。

◇主な経営形態
(1)地方公営企業法全部適用
(2)地方独立行政法人(非公務員型)
(3)指定管理者制度
(4)民間譲渡

◆新興感染症の感染拡大時に備えた平時からの取り組み
・感染管理認定看護師等専門人材の確保や育成に努めるとともに、感染防具等についても、不足することのないよう備蓄に努めます。

◆施設・設備の最適化
・引き続き、長期的な視点を持って施設・設備の点検や修繕等を適切に行い、維持管理費等の平準化を図ることを目指します。

◆経営の効率化
・新規患者の確保や病床利用率の向上に努め、経常収支比率の向上を目指します。薬品や診療材料費の共同購入やジェネリック医薬品の採用拡大により、費用の抑制を図ります。
・診療報酬に係る各種情報の収集や職員研修の実施、レセプトの返戻の縮減を図るための検討・分析などを通じて、適正な診療報酬の確保に努めます。

◆点検・評価・公表
「経営改善検討委員会」による点検・評価を実施し、必要な見直しを実施します。

詳細:町国民健康保険病院総務担当
【電話】25-2155

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