7月23日、36年ぶりとなる「大誉地夏祭り」が開催され、同地区住民ら約100人が訪れました。
このイベントは、大誉地小学校教諭の笹井千晶さんの呼び掛けで結成された「大誉地復活させ隊」のメンバーのほか、町の集落支援員の神本英邦さんも協力するとともに、足寄町まちづくり活動支援補助金を活用して実現したものです。
開催に先立ち、笹井代表は「地域に住む皆さんが昔を懐かしみ、年齢を問わず交流するイベントを開催しました。このイベントは、一度限りではなく地域の行事として続き、大誉地の活性化につながるようにしたい」とあいさつし、参加者から拍手が上がりました。
祭りでは、かつて行われていた子どもみこしや盆踊りも復活。大誉地集落センター前から旧大誉地駅方面まで法被を着た子どもたちがみこしを担ぎ「わっしょい、わっしょい」と元気のいい掛け声が地域に届きました。
縁日では、町上利別で畜産業を営む兼古照夫さんが育てた牛肉を使った雲海和牛のそぼろ丼や焼きそば、かき氷、綿あめなどの食べ物が提供されたほか、ヨーヨーすくい、輪投げなどのアトラクションもあり、にぎわいを見せていました。
その後も、ラムネ一気飲みやビンゴ大会、花火打ち上げなどが行われ、子どもから大人まで復活した大誉地夏祭りを楽しみました。
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