町民の皆さまにおかれましては、令和7年の新春をお健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
昨年は、震度7を観測した能登半島地震や羽田空港での航空機衝突事故が発生したほか、20年ぶりとなる新紙幣の発行など、日本全体でさまざまなことが起きた1年となりました。
本町では、大雨により町道等の路盤が一部崩壊するなどの被害が発生しましたが、幸いにも大きな災害はなく、比較的平穏な年でありました。町政全般においても、町民の皆さまをはじめ、関係者各位の温かいご支援の下、順調に推移することができました。皆さまのご理解とご協力に心から深く感謝を申し上げます。
また、本町の基幹産業の農業では、天候にも恵まれ素晴らしい豊穣の秋を迎えることができましたが、燃油や飼料・肥料などの生産資材価格の高止まりにより、農業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いています。
一方で、スポーツや文化面では、小中高生が全道・全国大会に出場し、優秀な成績を収めるなど、明るい話題もありました。
また、町の施策として、令和7年の供用開始を目指し、特別養護老人ホームの建て替え工事に着手したほか、子育て支援策や足寄高校の存続支援等を引き続き実施するなど、町民の皆さまが安心して暮らすことのできるまちづくりを進めてまいりました。
地方の自治体を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続くものと予想されますが、先般議会において可決された令和7年度から令和16年度までの10年間のまちづくりの指針となる「第7次総合計画」が本年4月よりスタートします。今後は「第7次総合計画」を着実に推進し、「誰もが安心して暮らせる豊かで活気あふれるまちあしょろ」の実現に向け、全力で町政に取り組んでまいりますので、町民の皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。
結びに、新しい年が町民の皆さまにとって幸多い年でありますよう心からご祈念を申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
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