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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ 議長 髙橋 秀樹

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北海道足寄町

町民の皆さま、新年あけましておめでとうございます。
令和7年の年頭に当たり、町議会を代表して謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

町民の皆さまにおかれましては、日頃から議会に対し、温かいご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行し二度目の新年を迎え、コロナ禍で抑制された日常がやっと以前の姿を取り戻してきたと思います。しかし、このコロナ禍も大きく影響していると思いますが、ここ数年本町の人口減少の勢いが大変強いと感じています。
本町では、高齢化への対応として「医療と介護、保健、福祉の連携システム」を構築、また少子化への対応として、出産・子育て支援、保育サービスの充実、学校給食費無償化の実施、公設民営塾の運営、足寄高校存続支援など、各種対策を打ち出してまいりました。
これら一連の取り組みは効果を上げていましたが、残念ながら人口減少のカーブが緩やかな曲線から深い角度へと変貌してしまいました。出生数は、令和4年度35人、5年度20人、6年度10月末で7人と極端に減少し、これに死亡者を合わせた自然減、転出超過による社会減が加わり、昨年8月末より人口6千人を下回る結果となっています。人口減少の弊害と深刻化に対し、議会としても減少を少しでも緩やかにさせるべく、町への政策提言を行ってまいります。
一方、議会の新たな取り組みとして、昨年は町商工会青年部、町農業協同組合役員と個別の懇談会を開催、各団体が直面する課題をお聞きし、情報共有を図りました。今後の議会活動に反映させるとともに、引き続き他団体との懇談を開催します。
また、町が積極的に取り組んでいるDXでは、議会も同時進行で推し進めるため、管内先進地視察を実施しました。タブレットを活用し、紙媒体の議案を徐々に減らしてペーパーレス化を図るべく、今後も取り組みを継続してまいります。
本年が、町民の皆さまにとって明るい未来と希望に満ちた一年でありますことを祈念し、新年のごあいさつとさせていただきます。

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