仕事や子育てが一区切りし、時間に余裕ができたとき、皆さんは何を始めますか?
町にはさまざまな活動の場があり、その一つにボランティア活動があります。
●ボランティアとは
ボランティアについて「奉仕活動」や「善い行い」と思っている方が多いのではないでしょうか。ボランティアの語源には「自分から進んで~する」「喜んで~する」という意味があります。自発的に楽しむことこそボランティアの特徴と言えます。
●ボランティア活動のメリット
ボランティア活動を通じて新しい友人・知人ができ、人間関係の輪が広がります。ボランティアで知り合った人と親しくなり、ボランティア内外で交流することにより充実したプライベ―トを過ごすことができます。友人との交流は脳を刺激し活性化させるので、認知症予防など心身の健康にもよい影響があります。
外に出て活動すると気分転換にもつながり、運動不足の解消、人とのつながりが心の健康や幸せを保つことを助けてくれます。
また、ボランティアでは、困っている人を支援することが多いため、直接感謝の言葉を受けることもあります。
誰かを幸せにすることは、自分自身の幸福度を上げることにもつながり、お金以外に感謝の言葉と幸福感も得られます。
◆ボランティア活動の紹介
◯介護支援ボランティア
町ではボランティア活動を通じた介護予防、地域支え合い活動を目的とした介護支援ボランティア事業を実施しています。町内在住の40歳以上の方で、要支援・要介護認定を受けていない方であれば、誰でも登録することができます。
活動内容は、傾聴・話し相手、趣味活動の相手、芸能披露、草取り・窓ふき等さまざまです。活動時間に応じてポイントが付き、1年間でたまったポイントは最大5千円まで換金することができます。
◯運転ボランティア
車いすやストレッチャーを使用するなど既存の交通手段を利用することが困難な方に対し、外出支援を行います。福祉車両の乗降介助や目的地間の送迎をする活動です。活動条件に制限はありません。ご自身の空いている時間に活動が可能です。
費用弁償:1回の乗降介助で500円程度(目的地によって金額は変動します)
◯付き添いボランティア
外出支援サービスで付添いの方がいない利用者に対して、見守りや病院内の移動をお手伝いする活動です。活動条件に制限はありません。ご自身の空いている時間に活動が可能です。
費用弁償:1時間当たり300円
◯おもちゃのボランティアドクター
壊れたおもちゃを点検・修理し、新しい命を吹き込むことで、子どもたちの笑顔を守り、物を大切にする心を育てる活動です。
町おもちゃ病院は令和5年9月に開院し1年が過ぎました。現在3人のドクターが活躍し、これまでに計28個のおもちゃの点検・修理を行っています。
先輩ドクターと一緒に点検・修理をしますので、初めての方も安心して参加できます。活動は月1回程度です。
町社会福祉協議会ではボランティアの担い手を随時募集しています。ご自身の空いている時間にできることをできる範囲で行うことができます。
また、活動が不安な方でも事前に研修会も開催していますので、安心して活動を始めることができます。
詳細:
・町社会福祉協議会(南6-2)
【電話】28-0722
平日:午前8時35分~午後5時5分
・役場福祉課高齢者福祉担当
【電話】28-3854
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