■温暖化が進むとドカ雪が増える?!
先月初めの大雪は記録的なドカ雪となり、多くの人が雪かきに追われました。本町でも道路の除雪が追い付かず、スクールバスの運休により学校が休校になるなど、広範囲に影響が出ました。また同じようなことが、起きるのでしょうか。
地球温暖化が進むと、冬の期間が短くなり、シーズンを通した降雪量は減ると予想されていますが、同時に北海道内陸部などでは、真冬にドカ雪が降る可能性が高くなることも予想されており、今回はそれが現実に起きました。
全体では減るのに、一時的には増えることがある…その主な原因は、海水面の温度が近年上昇しているからです。海水面の温度が高くなると、水蒸気となって蒸発する量が増え、その結果、雪雲が以前よりも発達し、ドカ雪を降らせるという仕組みです。
このまま地球温暖化が進むと、同じようなドカ雪に見舞われる可能性はますます高まると考えられます。
そこで重要なのは、ドカ雪に備えておくことです。具体的には、除雪道具を準備しておく、雪捨て場を確保する、食料や水を蓄えておく、停電に備え明かりや暖房器具を用意するなどの対策が挙げられます。地球温暖化に適応し、気象災害に強い暮らし方に変えていきましょう。
◎気象に関する各種データ・資料(気象庁)
◎気候変動監視レポート2023
※詳細は広報紙19ページの二次元コードをご覧ください。
詳細:役場経済課商工観光・エネルギー担当
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