■『実はこんな活動もしています!』
私は足寄町での活動の目的を『スポーツを活用したまちづくり、ひとづくり』と7年前に設定をしています。細々とではありますが、各小学校、中学校での体力測定のお手伝い、記録種目となるボール投げの指導、体育の時間で行われる「ベースボール型」の授業、時に恥ずかしながら道徳の授業(プロ野球という特殊な経験、体験談、夢をかなえるために)などで野球少年以外の児童・生徒とも関わる機会をいただいています。
今回は、先日行われた螺湾小学校の少年団活動におじゃました際の様子について紹介します。へき地小学校は児童数の関係から各スポーツに特化して活動することは難しく、螺湾小学校では夏季はマラソン、冬季はスケートを中心にさまざまな活動を行っています。低学年の児童は体を動かすことが楽しいと思ってもらえるように、高学年の児童は自分の体と道具を上手に扱うことができるように、前半は駆けっこ教室、後半はボール投げ指導、最後はドッジボールを行いました。普段の歩き方や姿勢の大切さ、スキップから速く走るコツを学ぶなど、児童たちは熱心に、楽しそうに参加してくれました。ボール投げの指導でそれとなく野球のエッセンスを織り交ぜることも抜かりなく行いました。
これまでへき地の小学校で関わった児童が、中学校野球部へ進み、足寄高校野球部に入部してくるなどうれしいこともありました。野球じゃなくても運動部じゃなくても構いません。関わった児童たちが、何かやりたいことを見つける手助けになれば幸いだと思って活動を続けていきたいと思います。
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