■2023(令和5)年度一般会計決算の概要をお知らせします
2023(令和5)年度一般会計の決算は、歳入では市税や地方交付税などが予算を上回ったことや、歳出では扶助費(福祉に関わる経費)や工事契約による残額が生じた結果、約21億7,373万円の黒字となりました。
このうち、約6,575万円を2024(令和6)年度に繰り越して実施する事業の財源として確保したことから、最終的な黒字額は約21億798万円となりました。
このうち、繰越金約6億5,798万円を2024(令和6)年度に活用可能な財源として確保し、残りの14億5,000万円を財政調整基金と公共施設整備等基金に積み立てることとしました。
釧路市が自立的発展を目指すためには、地方交付税等の依存財源※が市税等の自主財源※を大きく上回る財政構造を改善することが必要であり、雇用を生み出す産業の強化や地域経済を活性化させる取り組みに重点的に「投資」をし、市税等の自主財源の確保に最大限努めることで、持続可能で安定的な財政運営を行っていきます。
※依存財源…補助金など国や北海道により定められた額を交付されるもの。
※自主財源…税金や公共施設の使用料など、市が自分で集めるもの。
地方交付税※と市税の合計を100としたときの割合になります。2023(令和5)年度決算では、釧路市は地方交付税が約259億円、市税が約212億円となっており、道内主要9市の平均と比較すると、地方交付税(依存財源)の割合が大きくなっています。
※地方交付税…全国どこに住んでいても、一定水準のサービスが受けられるよう、必要となるお金を国が地方に保障するための制度
道内主要9市(人口上位順)
・札幌市
・苫小牧市
・北見市
・旭川市
・帯広市
・小樽市
・函館市
・江別市
・千歳市
◇2023(令和5)年度決算の詳細は次のページをご覧ください
※お知らせする数値は、各項目で四捨五入しているため、合計額が一致しない場合があります。
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