■紫式部とその時代
名:源氏物語入門
著:高木和子
版:岩波ジュニア新書
物語の展開をたどり、原文の言葉にも触れながら、千年も読み継がれてきた魅力を探る。
名:平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像
著:倉本一宏
版:NHK出版新書
「御堂関白記」「権記」「小右記」から平安貴族の実像を示す。著者の長年にわたる古記録研究のエッセンスが凝縮された一冊。
名:紫式部 女房たちの宮廷生活
著:福家俊幸
版:平凡社新書
宮廷サロンはどのような場か、女房とはどのような存在か。紫式部と「源氏物語」の政治性を摘出し、興味深い。
名:「ミライの源氏物語」
著:山崎ナオコーラ
版:淡交社
ルッキズム、ロリコン、貧困、不倫、ジェンダーといったキーワードから読み解き、現代だからできる楽しみ方を提案するエッセイ。
章ごとに「源氏物語」の一節が引用され、著者による現代語訳が続く。
名:一冊でつかむ源氏物語 ビジュアル版
監修:竹内正彦
版:河出書房新社
「源氏物語」全54帖がサクッとわかる!ストーリーをイラストで説明したダイジェスト、相関図などとともに解説。
名:君を恋ふらん 源氏物語アンソロジー
著:田辺聖子ほか
版:KADOKAWA
田辺聖子「やんちゃ姫玉かつらの巻」をはじめ、瀬戸内寂聴、永井路子、森谷明子ら、歴史小説の名手たちが織りなす、アンソロジー。永井沙耶子の書き下ろし短編も収録。
名:ワケあり式部とおつかれ道長
著:奥山景布子
版:中央公論新社
30代で社会人デビューした紫式部、ハイスペ人生に疲れた藤原道長の知られざる人間ドラマや素顔とは?
名:平安女子は、みんな必死で恋してた イタリア人がハマった日本の古典
著:イザベラ・ディオニシオ
版:淡交社
女性が自立できなかった平安時代、「言葉」と「教養」を武器に自分らしく生き抜いた女性たちがいた。
働く現代女性の視点から日本の古典文学を読みとく。
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