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自治体の皆さまへ

令和6年度施政方針(2)

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北海道長沼町

■基本政策1
▽安全・安心で快適に暮らせるまち
快適な生活環境で防犯・防災対策が充実した安全で安心して快適に暮らせるまちづくりを進めます。

◎治水対策の推進
千歳川水系の各河川において、「千歳川河川整備計画」による堤防の強化、河道掘削や河川改修など、早期整備に向けて関係機関に強く要請してまいります。
さらに、防衛施設周辺整備事業では、富士戸川の改修工事を引き続き実施してまいります。

◎土地利用
本町の土地利用は農業地域、都市地域及び森林地域の3つに区分されており、優良農地保全対策の推進や市街地土地利用の計画的推進など実施しております。こうした中、周辺自治体の大きな産業動態に対応すべく、都市計画マスタープラン、立地適正化計画を策定し、具体的な都市機能を誘導する計画などにより、コンパクトシティ・プラス・ネットワークの形成に着手してまいります。

◎交通網の整備
「道央圏連絡道路」の全線開通に向けた工事も着実に進んでおり、残る長沼南幌道路についても、早期整備に向け、引き続き関係機関に強く要請してまいります。
町道では、山加山線道路、南5条中線外1街路、新規事業では北5条西線外1街路の整備を進めてまいります。
また、老朽化した町道の舗装補修など生活道路の整備を進めるとともに、町道橋の老朽化対策についても、基線南9号橋の架け替えを行うとともに、定期的な点検を実施し、適切な対策に努めてまいります。
さらに、「地域の足」として重要な役割を持つデマンドバスについては、利用者のニーズに合わせた運行を図るため、昨年度、運行エリアを全町に拡大しております。
今後は利用状況を勘案し、各路線エリアの変更及びダイヤの見直しなど、地域の実情に合った最適な運行サービスの提供及び継続的な運行に向けて、デマンドバスのあるべき姿を柔軟に検討してまいります。

◎情報化の推進
情報化社会による多様な変化に対応していくため、町民生活の利便性、快適性の向上や行政事務の一層の効率化を進めてまいります。
また、行政サービスの利便性の向上を図るために、LINEアプリを活用した行政情報の検索性向上システム導入など、町民のニーズに応じた情報化への対応と支援を柔軟に実施してまいります。

◎上下水道の整備
生活に必要不可欠なライフラインとして、安全・安心かつ清浄にして豊富な水の供給や的確な維持管理に努めるとともに、計画的に整備を進めてまいります。上水道につきましては、事業者である長幌上水道企業団と連携し、安定した飲料水の供給に努めてまいります。
公共下水道及び集落排水につきましては、本年4月から、公営企業会計に移行し、経営状況のより的確な把握及び経営の健全化に取り組んでまいります。
処理施設については、機能が将来にわたって安定的に継続できるよう、機器類の更新を計画的に実施するとともに、老朽化した管渠施設の大規模な更新も予想されることから、安定した事業運営のため、効率的な運営方法を検討してまいります。
また、合併処理浄化槽の設置費用に対する助成を継続し、その普及促進を図ってまいります。

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