ジャガイモシストセンチュウは道内で発生地域が拡大しており、平成27年には町内でも発生が確認されています。町では、長沼町ジャガイモシストセンチュウ対策協議会を設置し、関係機関が連携してジャガイモシストセンチュウの侵入・まん延防止・防除対策に取り組んでいます。
■ジャガイモシストセンチュウとは?
土の中に存在し、ジャガイモの根から養分を吸収するため、収穫量を減少させてしまう非常に厄介な害虫です。人が食べても人体への影響はありませんが、シスト(卵の入った袋)の状態は20年以上生存する場合もあり、一度畑に侵入してしまうと、根絶させることは困難なため、ジャガイモ生産農家にとっては大きな問題です。
■畑に侵入する原因は?
主な原因は、発生地域から靴や自動車のタイヤに付着した土に混入して運ばれるなど、人為的な侵入が考えられます。
■侵入・まん延を防ぐには?
畑の中に立ち入ったり、自動車を乗り入れない。
家庭菜園でジャガイモを植える時は、正規に販売されている種イモを使用する。
問合先:長沼町ジャガイモシストセンチュウ対策協議会事務局
役場農政係【電話】76-8018
JAながぬま園芸蔬菜課【電話】88-2223
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