長沼町長 齋藤良彦
■就任のご挨拶
このたび、任期満了に伴い本年8月4日に執行されました町長選挙におきまして、これまでの取り組みに対し各方面から深いご理解を賜りますとともに、多くの町民皆様から力強いご支援と心暖まるご厚情を賜り、当選の栄に浴し、2期目の町政を担わせていただくことになりました。8月24日から、意を新たに、所掌業務を開始いたしたところであります。
私は、令和2年8月に町長就任以来、町の目指す姿を「ひとと自然の共生きらめく田園と交流のまちながぬま」と掲げ、いつまでも安心して住み続けられる、豊かなまちづくりを目指し、産業振興や企業誘致、移住定住などの本町独自の『ながぬま創生』に取り組んでまいりました。
皆様方から寄せられました尊い信託に応えるべく、清新の気概と情熱をもって、誰もが幸せを実感できる政策で、長沼町の明るく活力ある未来を実現するため、全力を傾注してまいる所存であります。今後更に町民皆様の生の声をお聞きし、真摯に町政運営に向き合い、「人口安定化と活力あるまちづくり」「効率的・効果的な行財政運営」「新たな産業に対応する計画の形成」を柱とした政策を推進してまいります。
1期目はコロナ禍でのスタートとなり、本町におきましても、外出自粛の要請、公共施設の閉鎖、飲食店等の営業時間短縮、高齢者施設等の面会制限など、日常生活や経済活動に大きな影響がありました。町民の皆様には、多くの制約やご不便をお掛けすることとなりましたが、多大なご理解とご協力をいただきましたことに対し、改めまして心から感謝申し上げます。現在は、多くの行事やイベントが再開され、大変なにぎわいを取り戻し、町内に活気が戻る喜びを大いに感じております。
人口減少社会の到来、世界的な物価の高騰など、私たちを取り巻く社会情勢は大きく変動しておりますが、先人たちの偉大な信念と行動によって、幾多の困難を乗り越え、着実に発展を続けてきた長沼町を、150年、200年に向け、さらなる地域の発展と住民福祉の向上を図り、しっかりと未来に引き継ぐため、たゆまぬ努力を続けてまいる決意であります。
今後とも、町民皆様のご支援とご協力を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
任期満了に伴う長沼町長選挙は7月30日に告示され、3名から立候補の届出があり、投開票の結果、現職の齋藤町長が2期目の町長に就任しました。
齋藤町長は昭和36年生まれの63歳。任期は本年8月24日から4年間です。
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