11月24日、長沼町のグリーン・ツーリズム事業が20周年の節目を迎えたことを記念し、実行委員会(平野俊一実行委員長)主催による「長沼町グリーン・ツーリズム20周年記念祝賀会」が、りふれで盛大に挙行され、会員など約70名が集いました。
祝賀会では、運営協議会初代会長の駒谷信幸さん(23区)と二代目会長の柳原寛さん(25区)に、多大なるご尽力をいただいたことへの感謝とお礼を込めて、感謝状が贈呈されました。
また、歓談ではこれまでの活動を振り返り、苦労したことや修学旅行生との楽しかった思い出話を集まった皆さんで共有しました。
■長沼町×グリーン・ツーリズム
本町は都市近郊の立地条件を生かし、都市と農村の交流促進と相互理解を図るため、平成16年に「グリーン・ツーリズム特区」の認定を受けています。
次代を担う子どもたちが農業とふれあい、農業に興味を持つことができるよう、農業体験などの機会を創出するとともに、農業者や関係団体と一体となって「食育」を推進しています。
■これまでの受け入れ
長沼町グリーン・ツーリズム運営協議会(黒田泰明会長)では、農作物の植付けや収穫などのほか、酪農作業、農場の施設見学を行う〔農業体験(ファームビジット)〕と、農業体験に加えて、農家が体験者を家族の一員として迎え入れ、食事の準備など生活を共にする〔農家民泊(ファームステイ)〕を行ってきました。令和6年10月末までで総計54,823名の一般及び修学旅行生を受け入れてきました。
■体験者の声
「今思えば都会の喧噪(けんそう)から離れて、大自然の中で体を動かして、みんなで食卓を囲んで美味しいご飯をいただくことは、これ以上ない幸せなことです。当時は深く考えず修学旅行を楽しんでいましたが、思い返すととても貴重な体験で、素敵なご縁でした」(平成26年度来町者)
■会員募集中
農業体験や農家民泊を受け入れてくれる会員を募集中☆
一緒にすてきな体験をしませんか!
問合先:役場グリーンツーリズム推進室
【電話】76-8019
平成19年度からの農業体験受入れの様子は、町ホームページで見ることができます
※2次元コードは本紙をご覧ください。
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