■空き家がもたらす被害
遠方に住んでいると、定期的に管理を行えない場合もありますが、適切に管理されずに、空き家を放置してしまっている場合、周囲にどのような被害をもたらしてしまうのでしょうか。
空き家を放置してしまった場合に起こりうる危険性と、損害の賠償について説明します。
▽老朽化による倒壊
日本の家が主に木で作られていることが要因で、木で造られた家は定期的な換気や適切な管理を行わないと、弱くなり、構造材としての役目を果たすことができなくなってしまい、小さな地震や台風でも倒壊する建物が出る恐れがあります。
▽放火による火災
空き家は人の目がなく、燃えやすい枯草、ゴミ、紙ゴミなどが散乱していることが多いため、不審者による放火の可能性が高くなってしまいます。
▽景観の悪化
空き家・空地が周辺環境に大きな悪影響を及ぼす景観の問題もあります。どのように管理すれば景観悪化の原因とならずに済むのでしょうか。それは「外観をきれいに保つ」ことで対策することが可能です。
▽不審者による治安悪化
不審者が狙っているのは「誰も来る可能性がない家」です。さらに、家の中に家財道具や布団などが揃っている住宅も標的になる可能性が高くなります。つまり、空き家管理をしっかり行っていれば、不法侵入の被害に遭う可能性も低くなります。
▽空き家がもたらす損害の賠償~気をつけましょう 高額賠償も~
空き家がもたらす損害は所有者の賠償責任が問われることとなる可能性があります。場合によっては損害賠償額が数千万円から数億円と非常に高額となるケースもあることから、空き家・空地の所有者は、他人に危険を及ぼさないよう、日ごろからしっかりと維持・管理を行いましょう。
お問い合わせ:総務課企画財政担当
【電話】77-2211
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