文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和5年度町教育行政執行方針(2)

7/34

北海道雨竜町

▽学習指導
基礎的・基本的な知識や技能の確実な習得を図り、「生きる力」を育むため、学んだことの一つ一つの知識がつながる「わかる授業」「おもしろい授業」の実践を推進し、主体的な学習態度の育成に取り組みます。各種調査等の結果を分析し、学力・学習状況の把握・検証に努めるとともに、教員加配制度の活用及び教員免許所持者による学習指導専門支援員の配置により、指導体制の充実を図り、学力向上対策と校内指導体制を強化し、通常授業の改善と学習習慣の定着を推進してまいります。
また、小中学校教員の兼務発令に基づく、相互乗り入れ授業、小中合同教員研修の実施などにより、教職員全員が指導の在り方について共通認識を持ち、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に努めてまいります。

▽道徳教育
児童生徒が発達の段階に応じて、人権に関する基本的な知識を身に付け、自他を尊重する態度を育成するため、「考え、議論する」道徳の授業に取り組み、教育活動全体を通じて「ふるさとうりゅう」に愛着を持つ児童生徒の育成に努めます。
また、道徳教育推進教師を中心に、全教職員で道徳教育の指導計画や指導方法を工夫・改善するとともに、9年間を見通した「ピア・サポートプログラム」を活用し、児童生徒の好ましい人間関係を育む取組を教育課程に位置づけ、道徳教育を推進してまいります。

▽特別活動
集団活動を通して、社会の一員としてより良い生活や人間関係を築こうとする自主的・実践的な態度を育てるため、児童生徒一人ひとりがお互いの「個性」を認め合い、助け合う望ましい人間関係を確立する活動を推進します。連帯感や達成感を養い、児童生徒の成長が実感できる特別活動の実践に取り組んでまいります。

▽総合的な学習の時間課題解決や探究活動に主体的、創造的、協力的に取り組む態度や、自己の生き方を考えることができる資質・能力を育てるため、一人ひとりの将来の人生観・社会観・職業観を培う職場体験学習や野菜栽培、米づくり等の実習活動をPTAや町内関係団体の協力を得ながら進めてまいります。

▽生徒指導
一人ひとりの個性、能力、適性等を伸ばし、自己実現を果たすことができるようきめ細かな指導を行い支援してまいります。また「命の大切さ」や「いじめを許さない心」を醸成するため、各学校において「雨竜町いじめ防止基本方針」に基づく組織的・計画的な対策を行います。
いじめ防止に向けた取組を小中学校合同で実施し、「いじめは絶対許されない行為」であることを子どもたちに認識させる指導を徹底してまいります。
いじめ、不登校、非行等の未然防止、早期発見、早期解決に向けて関係機関及び家庭と迅速に対応するとともに、スクールカウンセラーを積極的に活用し、教育相談機能の充実に努めます。
また、小中学校在籍時の心や体の経年変化を小中全教職員で共有し、データベースカルテを活用してきめ細かな指導に努めてまいります。

▽健康・安全指導
児童生徒が健やかに成長するため、健康的な生活の習慣化と安全に対する意識の向上を家庭や地域と連携を図りながら取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後も、引き続き家庭との連携による児童生徒の健康状態の把握、換気の確保、手洗い等の手指衛生や咳エチケットの指導を推進し、非常の際には関係機関と連携し、迅速に対応してまいります。
小学生を対象としたフッ化物洗口については、虫歯予防対策として継続実施いたします。
火災や自然災害、不審者等に対応すべく、避難訓練や集団下校訓練を実施するとともに「一日防災学校」を行い、防災教育の推進に努めることとします。
また、薬物乱用防止教室を北海道警察や関係機関と連携して実施し、若年層からの薬物に対する啓発活動を行います。
児童生徒の安全確保を優先かつ機能的に実施するための「学校危機管理マニュアル」を全職員が共通理解し、迅速かつ組織的に対応ができるよう徹底を図ってまいります。

▽特別支援教育
教育的ニーズと本人、保護者の願いを把握し、個別の教育支援計画及び指導計画において、教職員が共通理解を図りながら児童生徒一人ひとりの能力や可能性を最大限に伸ばせるよう特別支援教育を推進してまいります。
また、本年度も特別支援教育支援員を配置し、特別支援教育コーディネーターを中心に情報の共有と適切な指導や支援に努めるとともに、関係機関との連携強化を図り、きめ細かな支援体制の充実に努めてまいります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU