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令和5年度町教育行政執行方針(3)

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北海道雨竜町

▽教育環境
教育活動においてICTを適切に活用した「教育の情報化」を積極的に推進します。タブレット端末の特性を生かした授業や持ち帰り等により家庭学習での効果的な活用を図ります。また、本年度は試行的に学習支援ソフトを導入し、子どもたちの学習への興味、関心を高め、情報活用能力の育成を図ります。
中学校における部活動の地域移行については、生徒にとって望ましい持続可能な部活動と学校の働き方改革の両立を目指して、北空知圏域市町との協議を進めてまいります。
新十津川町との学校給食共同実施においては、雨竜町産農産物を含めた地産地消を通じ、安全で安心な給食を提供するとともに、食物アレルギーを持つ児童生徒については情報を共有し、「雨竜町学校給食における食物アレルギー対応」のマニュアルに基づき、適切に対応してまいります。
子育て支援策の一環として学校給食費の助成と、修学旅行費助成を引き続き実施するとともに、就学時前に必要となる世帯に対しては、就学援助制度の入学前適用に対応してまいります。
カナダトロント国語教室との交流については、訪問並びに受け入れに向けた準備を進めてまいります。

■社会教育
▽幼児・青少年教育
次代を担う子どもたちの健全育成を図るため、生後10か月の乳幼児をはじめ、保育園年中児、小学1年生及び中学1年生を対象とした「ブックスタート事業」を継続し、読書活動の定着と読解力向上を目指してまいります。
小学生を対象とした「ちびっこチャレンジ教室」については、引き続き様々な分野の講師を招致し、町内での開催を主に実施してまいります。
また、保育園児や小学校低学年を対象とした「水泳教室」など、様々な体験活動と学習機会を提供するとともに、親子で参加できる教室も展開し、保護者の交流の場と子育て支援を行います。
さらに、雨竜高等養護学校の協力のもと実施している「ウッドスタート事業」をはじめ、「雨竜町ジュニアスクール」や、町子ども会育成連活動への支援、小中学生を対象とした「リーダー養成講習会」を引き続き実施してまいります。

▽成人教育
多様化・高度化する学習ニーズを的確に把握し対応するため、各種団体やサークル活動の育成支援を行ってまいります。健康づくりや体力づくりに関する教室など基礎から応用までを推進する一連の機会を設け、より多くの方に興味を持って参加していただけるよう教室内容の充実を図ってまいります。

▽高齢者教育
高齢者が明るく健やかで有意義な生活を送るため、健康を保持し、教養を深め、生涯にわたって学習できる雨竜町高齢者の学びの場「いきいき学園大学」を引き続き開催し、学習内容の充実に努めてまいります。

▽スポーツ振興
「スポーツフェスティバル」をはじめとした各種スポーツ行事等により、町民がスポーツ・レクリエーションに親しむ機会の提供に努めてまいります。
また、北海道日本ハムファイターズとの連携協力により、19回目の開催となる「キッズサマーキャンプin雨竜」をはじめ、幼少時からの体力づくりと身体を動かす楽しさを醸成することを目的とした「エンジョイ野球教室」や「エンジョイ体力アップ教室」の開催、身体づくりの基礎となる「身体に良いことやってみ隊」の開催など、様々な取組を展開してまいります。

▽芸術文化振興
雨竜町の文化活動を行う方々が発表する貴重な機会である「町民文化祭」の開催をはじめ、芸術や文化団体の育成と活動支援を行ってまいります。
また、郷土伝統芸能を「うりゅう」の歴史的文化として次世代に伝承するため、今後も郷土伝統芸能の活動に対して、積極的に支援してまいります。

▽社会体育施設維持管理
社会教育活動を行う上での拠点となる各施設の適切な維持管理と有効活用に努め、利用者の視点に立った施設の環境改善に取り組んでまいります。

▽おわりに
以上、令和5年度の教育行政に関する基本的かつ重点的な事項について申し上げました。教育委員会といたしましては、子どもたちの健やかな成長を支える学校教育の充実と町民一人ひとりが生きがいを感じ、仲間とふれあい笑顔あふれる生涯学習社会の構築を目指すため、教育に携わる全ての関係者がそれぞれの果たすべき役割と責務を自覚し、地域に根ざした教育行政の推進に最善の努力をしてまいります。

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