雨竜町開拓記念式が9月1日に役場大会議室で行われ、各団体長、既顕彰者や永住貢献者など43人が参列しました。
式典では、先人のご労苦とその功績に感謝し、参列者による黙とうと献花が行われました。
白川町長は「開拓の鍬が下ろされて以来、幾多の困難を乗り越え、開墾に励まれた先人に対し全町民とともに心から敬意を表する次第であります。昭和36年9月に町制が施行されてから、本年で63年を迎えることができました。本町の基幹産業である農業の振興では、完成を間近に控える国営緊急農地再編整備事業をはじめ、道営土地改良事業などの農業農村整備事業を積極的かつ着実に進め、大規模農業経営と効率的な作業体系の確立を図り、より一層「安全で良質なおいしい米づくり」と、高品質米生産出荷の安定供給が図られるよう努めてまいります。特に、「うりゅう米」は道内外から高い評価を受けており、これからも郷土雨竜の「宝」として守り育てていかなければなりません。ふるさと納税の返礼品では「うりゅう米」が中心的な役割を担っていることから、作付面積の更なる拡大を進めるための奨励事業を継続し、新たな特産品開発とも併せて、積極的なPR活動を展開して参ります。ここ数年は、全国各地で大きな災害が増加傾向にあります。各関係機関との連携強化、防災訓練の実施、各種災害備蓄品の充実など、町民の皆さんが安心して生活できる体制づくりに万全を期して参ります。また、環境と調和する脱炭素社会の実現に向けた取り組みも併せて進めて参ります。山積する行政課題に対応するべく、「安定と信頼」を基本に、幅広く町民各位の協力を仰ぎ、豊かな雨竜町の建設に努めて参る所存であります。」と式辞を述べました。
令和5年10月、雨竜町ふるさと創生資金として1,000万円を寄附されました。
平成29年、令和2年、3年、4年に続く5度目の善行者としての顕彰です。
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