文字サイズ
自治体の皆さまへ

史跡文化財をたずねて 4 ~音更市街地編~

20/43

北海道音更町

教育委員会では、史跡文化財マップを作成し、町内にある史跡や文化財を紹介しています。
地域ごとに6つのエリアに分け、隔月連載でその内容をお伝えしています。今月は音更市街地編です。

■旧中川氏住宅(音更ふるさと資料館内に部分復元)
大正初期、東士狩に建てられた住宅で、中川信一氏の郷里である富山地方の家造りの風格を今に伝えています。この住宅が建築された時代は、第一次世界大戦の影響により、十勝のえんどうなどは5~8倍の高値で売買されました。

■国鉄士幌線音更駅跡
大正14(1925)年12月、帯広士幌間が部分開通し、昭和14(1939)年に十勝三股までの全線76キロが開通しました。人間のみならず、農産物や生活物資などを運ぶ重要な交通機関でしたが、昭和62(1987)年3月22日をもって、63年の歴史を閉じました。

■三号渡船場跡と音幌橋
昭和・長流枝・下士幌方面と音更市街を結ぶ唯一の交通手段として、音更3号の音更川には、大正初期から昭和13(1938)年ごろまで私設の渡船場がありました。その後、私設のつり橋や町の木橋を経て、昭和46(1971)年、コンクリート製の永久橋「音幌橋」が架橋されました。

■音更外(ほか)二村戸長役場跡
明治34(1901)年10月15日、「下帯広外十一カ村戸長役場」から河東郡が分離、「音更」「然別」「東士狩」の3村による「音更外二村戸長役場」が設置されました。この役場は下音更東1線8番地(現大通17丁目)の山本安太郎氏の家が仮庁舎でした。明治35(1902)年、現在の場所に庁舎を新築・移転しました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU