町は、コミュニティバス(コミバス)および農村地域予約制乗合タクシーの利便性向上などのため、11月1日(水)から「フリー降車制度」「障がい者運賃割引制度」の2つの新たな制度を導入します。
◆コミバスに「フリー降車」制度を試験導入します
○フリー降車とは
ご希望に応じてバス停以外の場所でコミバスから降りることができる制度のことです。決められた運行経路上に限り、目的地から近い場所で降りることができます。
なお、コミバスの安全な運行と乗客の降車後の安全を最優先にするため、本紙3ページのとおり降車できない場所があり、希望する場所で降りることができない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
○フリー降車の利用方法
(1)バス停から乗車します。
段差の少ないノンステップバスのため、子どもからお年寄りまで安心して乗り降りできます。また、車内には車いす専用スペースやスロープもあるため、車いすの人も安心して利用できます。
※ご希望によりバス停以外の場所でバスに乗ることができるフリー「乗車」については、コミバスを安全に運行するため対応できませんので、これまでどおり、お近くのバス停から乗車してください。
(2)コミバスに乗車した際に、降りたい場所を運転手に伝えます。
フリー降車を希望する人は、乗車した際に「降車したい場所」や「近くのバス停や目印になる建物・お店など」を運転手に伝えてください。
(3)なるべく運転手に近い席に座り、降りたい場所が近づいてきたら運転手に具体的な場所を伝えます。
※走行中は絶対に席を立たないでください。
※具体的な場所の指示が直前になってしまい、急停車が必要な状況になると、希望の場所で停車できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
(4)降りたい場所が安全か運転手が確認してから停車します。
降りたい場所に近づくと運転手からアナウンスがあります。
フリー降車する人は、その指示に従って、バスが完全に停車してから席を立ち、バスから降りてください。
○フリー降車ができない場所
・交差点内やその付近
・商業施設や医療施設などの駐車場出入口前やその付近
・坂道やその付近
・橋の上やその付近
・通行量や除雪の状況など、コミバスの停車時や降車後の乗客の安全が確保できないと運転手が判断した場所など
ご理解とご協力をお願いします
フリー降車は試験導入であるため、今後実施していく中でルールを変更する可能性があります。その際は、広報おとふけなどでお知らせします。
○ドライバーの皆さんへのお願い
フリー降車の開始に伴い、コミバスは、バス停以外の場所で停車する場合が出てきます。
このため、コミバスの後方を走行する場合は、停車に備えて十分な車間距離で運転するとともに、降りた乗客が道路を横断する場合もありますので、気を付けて運転していただくなど、安全運転にご協力ください。
◆コミバスと農村地域予約制乗合タクシーに「障がい者運賃割引制度」を導入します
コミバスの割引対象者:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳(顔写真付きのものに限る)を持っている人
農村地域予約制乗合タクシーの割引対象者:身体障害者手帳、療育手帳を持っている人
利用方法:コミバスや乗合タクシーから降りる際に、身体障害者手帳などの原本か、スマートフォン用デジタル障害者手帳「ミライロID」のどちらかを、運転手に提示してください。
割引額:コミバス、乗合タクシーともに半額
※他の割引制度(コミバス…小学生半額、乗合タクシー…小学生や65歳以上の人半額など)との併用はできません。
※身体障害者手帳、療育手帳の第1種の人は、付き添い1人分の交通費も半額になります。
問合先:役場企画課企画調整係
【電話】内線212
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