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史跡文化財をたずねて 1

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北海道音更町

教育委員会では、史跡文化財マップを作成し、町内にある史跡や文化財を紹介しています。
今月号から地域ごとに6つのエリアに分け、隔月連載でその内容をお伝えします。今月は駒場地域編です。

■家畜改良センター十勝牧場
明治43年、内閣馬政局管轄の「十勝種馬牧場」として馬産改良を目的に創設されました。
現在の面積は、約4100ヘクタールで、馬・めん羊・乳用牛・肉用牛の家畜改良などを行っています。名称は時の流れとともに、十勝種馬所、十勝種畜牧場、家畜改良センター十勝牧場へと変わりました。

■名木など
平成2年音更町開基90年記念事業の一つとして名木・美林10件が選定されました。家畜改良センター十勝牧場では、白樺並木と夫婦柏が選ばれました。このほか町内のニレ、ナラ、カシワなど8件が選定されています。

■十勝駒踊
大正5年に青森県の奥羽種畜場から十勝種馬所に転勤してきた職員が指導して始まりました。平成12年には、町指定文化財に指定されました。

■国鉄士幌線駒場駅跡
当初は「桔梗が丘」の駅名が予定されていましたが、十勝種馬所があることから「駒場」に変更され、大正14年の士幌線開通と同時に開設されました。地域住民の利用をはじめ、戦前は馬が貨車で移送されました。なお、士幌線は昭和62年に廃止されました。
※史跡文化財マップを生涯学習センターで配布しているほか、町ホームページにも掲載しています。「音更史跡」で検索してみてください。

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