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リニューアルオープンしました 音更ふるさと資料館のススメ

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北海道音更町

音更ふるさと資料館は、音更の自然、歴史、暮らしや文化などを広く町内外の人に紹介するとともに、未来に向けて語り継ぐ施設です。
前身となる郷土資料室は、昭和56年の開館以来、多くの皆さんに親しまれてきましたが、開館後40年を経過したことから、展示スペースの拡張や展示内容を見直すため、令和2年度から3年間をかけてリニューアルを進めてきました。
リニューアルに当たっては、町民の皆さんのご意見やご提言を取り入れるとともに、十勝管内外の博物館学に精通した専門的知見を持つ識者の助言と全面的な協力を得て取り組んできました。
展示資料や解説パネルの新設や追加などの整備を終え、このたび、リニューアルオープンを迎えました。展示コーナーは、「自然史」「考古資料」「アイヌ文化」「農業・農機具」「開拓史・生活道具」「郷土史絵本」の6つのエリアで構成されています。皆さんの来館をお待ちしています。

■大地からのメッセージ〔自然史〕
音更町の大地の姿は、北海道が誕生してから土地の隆起、火山活動や川の流れにより時代によって姿を変えながらできたものです。長い年月をかけて大地が刻んだ歴史を紹介しています。

■遺跡からのメッセージ〔考古資料〕
音更町には100カ所を超える遺跡が確認されています。これまで町内で行われた発掘調査で見つかった土器、石器、装身具や生活の跡から分かった大昔の人々の暮らしを紹介しています。

■アイヌ文化
アイヌ民族は豊かな自然の中で独自の文化を築き上げ、音更にも各地域に集落がありました。音更での伝統的な暮らしや道具、文化の伝承活動について紹介しています。

■昔の農業と道具〔農業・農機具〕
最初の開拓者が入植して以来、音更は農業とともに発展しました。稲作の導入に始まり、人力、畜力、機械化、スマート化と進化し、日本有数の大規模先進畑作酪農地帯へと発展した歴史を紹介しています。

■昔の暮らしと道具〔開拓史・生活道具〕
移住者たちは、原野を農地に変え、学校や道路などを作り、豊かな農村を目指しました。そこには時代とともに生きる人々の暮らしがあり、引き継がれる文化がありました。開拓の歴史と文化を紹介しています。

■音更を伝える絵本〔郷土史絵本〕
「蒼い風の会」が制作する絵本は、音更の歴史や自然、人物について丁寧な取材に基づいて作られた歴史を伝える貴重な資料です。世界に一つだけの原画と歴史の物語をお楽しみください。

■音更ふるさと資料館の主な事業紹介
音更ふるさと資料館では、歴史資料の展示のほか、次の事業を実施しています。ぜひご参加ください。
・ふるさと資料館講座
・茶話会(奇数月の原則第1金曜日)
・テーマごと企画写真展
・生涯学習講座・教室の開催

■リニューアル記念イベントを開催します
7月1日(土)と2日(日)に生涯学習センターにおいて、音更ふるさと資料館のリニューアルを記念し、イベントを開催します。
各展示コーナーでのスポット解説や各種ワークショップ、鉄道模型運転展示、記念講演会など幅広い年代が楽しめる催し物を用意していますので、お気軽にご参加ください。詳しくは、町ホームページをご覧ください。

◇音更ふるさと資料館
希望が丘1番地(生涯学習センター内)
【電話】42-4099
入館料:無料
休館日:水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
開館時間:午前9時~午後5時

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