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【健康情報】9月は食生活改善普及運動月間です

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北海道音更町

毎日同じ食事になったり、好きなものばかり食べたり、食事に偏りはないですか?高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を予防するためにも、食生活を見直して『バランスの良い食事』を心がけましょう。

◆食事は「主食・主菜・副菜」を組み合わせて
バランスの良い食事の基本は、主食(ごはん、パン、麺類)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品)、副菜(野菜、きのこ、海藻類)をそろえて食べることです。食品にはそれぞれ役割の違った栄養素が含まれているため、主食、主菜、副菜をそろえることで、体に必要な栄養をまんべんなく取り入れることができます。

副菜:体の調子を整える
主食:体を動かすエネルギー
主菜:筋肉や血液の材料

◆目安量も意識しましょう
体格が普通で活動量も特別多くなければ、ごはんなら毎食茶碗1杯(男性約150~200グラム、女性約100~150グラム)が目安です。主菜は肉(豚もも肉約50グラム)、魚(鮭約50グラム)、大豆製品(納豆1パック約40グラム)、卵(1個約50グラム)などを組み合わせて両手に乗る量が1日分の目安になります。副菜は1日に350グラムの野菜摂取が目安になります。

◆「副菜」をもう一品プラス!
野菜には食物繊維やビタミンが多く含まれているので、生活習慣病予防に期待ができます。令和4年度音更町健康づくりアンケートの調査結果では、野菜を300グラム以上食べている人の割合は12%にとどまり、音更町民は野菜不足の傾向があります。カット野菜や冷凍野菜、出来合いのサラダなどが数多く販売されていますので、普段の食事にプラスしてみましょう。

◆食事で気を付けたいこと…「塩分」
日本人の塩分目標量は男性7.5グラム、女性6.5グラムとなっていますが、令和元年度国民健康栄養調査の結果によると、北海道民の平均塩分摂取量は男性11.2グラム、女性9.4グラムと、目標値を大きく上回る結果となっています。
塩分の摂取量が多く血圧が高い状態が続くと次第に血管の柔軟性が失われ、硬く脆くなっていき、動脈硬化を引き起こします。動脈硬化が進行すると、脳梗塞、脳出血、心疾患などの大きな病気につながる可能性があります。

◆「減塩」に取り組んでみませんか?
・濃い味料理ばかりにならないように、塩分を抑えた料理を1品用意しましょう。
・汁物は1日1杯まで。麺類の汁も1口や2口でやめておきましょう。
・減塩調味料(しょう油、めんつゆ、味噌、ソース、ドレッシングなど)を活用しましょう。
・香りのよい香辛料(にんにく、しょうがなど)や酸味のある調味(酢、レモンなど)を上手に使うと、薄味でも料理の味が引き立つのでお勧めです。

◆最後に
今ある健康を保ち、大きな病気を予防するためにも、毎日の食事内容に意識を向けてみましょう。バランスのよい食事、減塩に努めてみませんか?
食事のことで分からないことや気になることがあれば、管理栄養士による健康や食事に関する相談を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

問合先:保健センター内健康推進課
【電話】42-2712【FAX】42-2713

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