音更高校だより 夢の種 特別編集版(1)

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■夢の種を咲かせよう　音更高校の魅力
音更高校は、本町駒場地区に位置する単位制の普通科高校です。町では、平成30年6月号から広報おとふけで音更高校を紹介する「夢の種」の連載を始め、今月号で64回目となりました。今回は「夢の種」特別編集版として音更高校の魅力をお伝えします。

◆校長メッセージ　～音更の子として、胸を張って生きよう!～
私は音更町を愛している一人です。子どもの頃から、私の愛する田園風景はほとんど変わっていません。大雪山や日高連峰の眺めは壮観です。農業が主力産業で豊かな暮らし、安らぎと潤い、活力ある地域が20年後、30年後と永遠に継承されることを願っています。
地域の活性化には、「よそ者、若者、ばか者」の存在が必要という話を聞きます。それは、外の世界から相対的に地元を見て企画を考える人、従来の常識にとらわれない活力ある若者、ばかとも取られるような行動力がある地元の人のことを言うのだと思います。しかし、本当に大事なのは、地元を愛する心です。そして、子どもからお年寄りまで、柔軟な思考や行動が取れる、健康で文化的な人であることが大切だと思うのです。
私は音更高校の生徒に「人生は一生勉強です」「好きなことは続けてください。生涯現役選手で行きましょう」「人と比べても良いことありません。勝って調子に乗るか、負けて嫌になるかです」「日々、自分の成長、向上を意識して挑戦してください」と話します。
子どもは親元で地域で育てることが一番だと考えます。音更町の未来は子どもたちの成長にかかっています。音更高校は最高の愛情を持って、就職も進学も全力でサポートします。郷土愛を持ち、地域に貢献できる人材を育てて行きたいと思います。

◆教科・科目の選択制による進路の実現
音更高校は「単位制」です。卒業までに必要な単位数を修得することで卒業が認められます。生徒は、自分の将来や志向に合わせて、自分の学習内容を決めることになります。
そのため、音更高校では、農業科目を含め約80科目が用意されており、2年次で4単位、3年次で14単位分の選択科目が学べます。その中で、進学に向けた科目や、就職に関係する内容、より良い生き方につながる科目など、多岐にわたる生徒の関心・進路に対応した学びができます。同じ教科の中でも、学力に応じた科目があるなど、自分の力を伸ばすことができます。また、選択科目が多いので、少人数でしっかりと学ぶことができます。
※「単位」…学習の量のことです。単位数は科目ごとに決まっていて、1週間に2時間の授業がある科目なら2単位となります。

○選択科目の例

◆個に応じた多様な進路実現
多様な選択科目を生かし、みんなが個性を伸ばし、必要な力を付け、進学・就職それぞれの将来をつかんでいます。面接指導や小論文指導、講習も一人一人に合わせて丁寧に指導しています。
また、町内関係機関の協力により実施している「キャリアデザインセミナー」(15程度の企業・団体が仕事の内容や求められる資質などのお話をしてくれます。進学・就職問わず、社会への意識が高まります)や各種検定(簿記、英語、文書処理、電卓、ペン字、漢字、数学、ニュースなど)の合格に向け全校を挙げて取り組んでいます。

○令和4年度進路状況