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帯広大谷短期大学連載 つながるちから 第79回

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北海道音更町

■学外授業で介護ロボットを体験して
社会福祉科介護福祉専攻
1年 菊地雛愛(ひなえ)

9月19日・25日の2日間にわたり、(株)マルベリーでさまざまなロボットや福祉用具を体験しました。
学外授業を受けるまでは、身体介護を支援する介護ロボットに対して機械的であまり良い印象を持っていませんでした。しかし、実際に移乗支援用の介護ロボットを体験すると、椅子から立つ際は立ち上がりやすい前傾姿勢を誘導してくれ、自然な体の動きで楽に立つことができました。
移乗介助の場面では、介護者側が腰を痛めてしまったり、利用者が転倒したりしてしまう可能性があります。そのため、このような介護ロボットは両者にとってとても有益なものだと感じました。
利用者の中には、ロボットに体を預けるのが不安な人や恐怖心を持つ人もいると考えられます。そのような場面では介護者の声掛けなどにより、安全・安楽な介護を目指すことが大事だと感じました。
現場に介護ロボットが普及している場所はまだまだ多くありませんが、これから介護の現場がさらに良くなるよう、介護ロボット活用の視点も重要であると感じた2日間でした。

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