地震により生産拠点が被災すると、生活物資が不足する深刻な問題が発生します。備蓄はそのようなことに備えるための準備です。例えば、トイレットペーパーは代表的な備蓄品の一つですが、そのほとんどが国内で生産され、うち4割が静岡県内で生産されています。南海トラフ地震の影響を受けやすく、被害が大きければ生産が停止する場合もあります。経済産業省は、「各家庭でトイレットペーパーを最低1カ月分は備蓄しましょう」と呼びかけています。一般的な市販品で約16ロールあれば4人家族の1カ月は安心です。トイレットペーパーに限らず生活用品が不足する事態に日ごろから備えておきましょう。
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