■「介護っていいな。」
プロジェクトの活動再開
社会福祉科助手
堀田 かおり
本学の介護福祉専攻は平成元年に開設され、今年度で36年目となります。介護福祉士の養成では歴史の長い短期大学です。私は開設2年目から本学の介護福祉専攻の助手として勤めています。
開設当初は定員40名から始まり、道外からも多くの学生が入学しました。平成11年には男女共学となり定員は80名と増えましたが、その後、高齢者が増える中、社会的にも必要とされ需要があるにもかかわらず、介護福祉士を目指す本学の入学生も減ってきています。
そこで、平成27年に立ち上げたのが介護福祉専攻の卒業生約150人から成る「介護っていいな。」プロジェクトです。これまでにイベントの開催やカレンダーの作成などを通して、介護の仕事は人生を支える魅力ある仕事であることを発信してきました。コロナ禍による活動の制限もありましたが、今年度「介護っていいな。」プロジェクトの活動を再開することとしました。
専門知識や技術を持ち、介護を必要とする人に寄り添える多くの卒業生を介護現場に送るためにも、介護福祉士を目指す人が増えるための活動を卒業生とともに、今後も取り組んでいきたいと思います。
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