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躍動する羽根

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北海道鷹栖町

■躍動する羽根
さまざまな分野において活躍する町民や団体を紹介するコーナーのタイトルを新しくしました。
躍動とは「いきいき活動すること」、羽根は「町民一人一人」を表現しています。
「羽根が集まれば大きな翼となり、立派な鷹として大空へ羽ばたく」
翼は「町民」、鷹は「鷹栖町」、町民の皆さんの活躍が大きな力となり、大空を飛ぶ鷹のように、鷹栖町の魅力が広く伝わってほしい、という思いを込めました。

■10年ぶりに全道大会でメロディーを奏でる
第43回北海道小学生バンドフェスティバル旭川地区予選
第69回北海道吹奏楽コンクール 金賞

鷹栖小学校スクールバンド
部長 熊谷日茉莉さん
副部長 膳法快斗さん
心を一つにした演奏で10年ぶりの全道大会出場を果たした鷹栖小学校スクールバンド。
部長の熊谷日茉莉さん、副部長の膳法快斗さんをはじめ、鷹栖小学校スクールバンドが当時の思いを振り返ってくれました。

今回は、2つの全道大会に出場した鷹栖小学校スクールバンドの皆さんをご紹介します。
スクールバンドは、今年着任した甲斐由絵先生の指導のもと、北海道吹奏楽コンクール旭川地区予選を10年ぶりに通過し、全道大会への出場を果たしました。
鷹栖小学校のスクールバンドは、3年生から所属でき、現在21名が活動しています。今年の第69回北海道吹奏楽コンクール旭川地区予選では、19校中わずか3校が全道大会へ進むことができ、その1校に鷹栖小学校が選ばれました。
全道大会への出場が決まった瞬間、部長の熊谷日茉莉さん(6年生)は「あり得ない」と思い涙があふれたと言います。彼女は当日の演奏を振り返り「自分の予想をはるかに超える結果でした」と語っていました。副部長の膳法快斗さん(6年生)は「全道大会への出場は厳しいと思っていたので、結果は意外でした」と、冷静に振り返りました。指導にあたった甲斐先生は、全道大会への出場が決まった瞬間「とても嬉しかったです。練習でやれることはすべてやり切ったと思っていたので、結果は後からついてくると思っていました。この瞬間があるから続けられると感じました」と喜びを語りました。また、5年生の須見宗一郎さんは「心臓がバクバクして、嬉し涙が出ました」と、当時の感動を鮮明に伝えてくれました。
9月1日に札幌コンサートホールKitaraで開催された北海道吹奏楽コンクール全道大会では、これまでの練習の成果を発揮し、銀賞を受賞。大きなステージで心を一つに演奏をしました。「日々の練習は大変だけど曲を吹くことが楽しい」と熊谷さん。甲斐先生は、部員が飽きずに楽しめるよう、練習にさまざまな工夫を取り入れているということでした。例えば、鬼ごっこなど演奏とは関係ないことをすることで、部員同士の絆を深めたり、リラックスできる時間を設けているそうです。
これからの目標について、熊谷さんは「1月にあるアンサンブルコンテストで金賞を取りたい」と意欲を見せ、膳法さんは「みんなで楽しくやっていきたい」と語りました。5年生の須見さんは「6年生になるまでに、今よりもうまくなりたい」、4年生の長原莉子さんは「鷹栖町のコンサートで、地元のみんなを楽しませたい」とそれぞれの目標を話してくれました。
甲斐先生は「部員たちの心に残る思い出を作ってあげたいです。鷹栖町へ赴任してから感じていることは、皆さんの応援の手厚さです。たくさんの方にお手伝いいただいたり、励ましの言葉をいただき、応援をしてもらえているのを感じています。これからも、地域の皆さんに楽しんでもらい、感動を与えられるよう、子どもたちと一緒に日々練習を頑張っていきたいです」と今後の意気込みを語りました。
今後の成長と活躍が、ますます楽しみです。

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