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躍動する羽根

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北海道鷹栖町

■躍動する羽根
さまざまな分野において活躍する町民や団体を紹介するコーナーのタイトルを新しくしました。
躍動とは「いきいき活動すること」、羽根は「町民一人一人」を表現しています。
「羽根が集まれば大きな翼となり、立派な鷹として大空へ羽ばたく」
翼は「町民」、鷹は「鷹栖町」、町民の皆さんの活躍が大きな力となり、大空を飛ぶ鷹のように、鷹栖町の魅力が広く伝わってほしい、という思いを込めました。

■鷹栖牛が最高等級のA5ランクに認定 北海道枝肉共励会で優秀賞一席を受賞
株式会社新田ファーム 新田広一さん
今年度開催された、北海道枝肉共励会交雑牛の部で優秀賞を受賞した、株式会社新田ファーム代表取締役の新田広一さん。
鷹栖牛は鷹栖町で生まれ育った雌牛のことを言います。
脂は甘く赤身は柔らかい鷹栖牛。
新田広一さんが今回の受賞についてとこれからの展望について話してくれました。

今回は、鷹栖地区在住の株式会社新田ファーム代表取締役、新田広一さんをご紹介します。
新田ファームは、10月19日に帯広市の北海道畜産公社十勝工場にて開催された、ホクレン農業協同組合連合会主催の「令和6年度北海道枝肉共励会」交雑牛の部で優秀賞一席を受賞しました。
この枝肉共励会では、雄牛と雌牛を1頭ずつ出品し、枝肉の全体のバランスや色味、サシの状態などを審査します。今回の共励会には61頭の牛が出品され厳正な審査を受けました。その中で新田さんの出品した雌牛は優秀賞一席、順位にして「2位」に選ばれました。
新田さんは今回の結果について「出品した牛は、数少ない中から厳選し、ここ数年で見ても良い状態で自信のある牛でした。今年は最優秀賞を受賞できると思っていたので、正直な気持ちをお話すると、嬉しいより悔しい気持ちが強かったです」と胸の内を語りました。
新田さんが畜産を始めて18年が経ち、試行錯誤を繰り返しながら真剣に牛と向き合い、今の「鷹栖牛」があります。新田さんに鷹栖牛の魅力について話を聞くと「新田ファームは、大きな畜産農家と比べると決して大きいとは言えません。ですが、他と違うところは、新田ファームの牛は鷹栖町で生まれ、自分たちの手で最後まで育てているということです。言い方が少し悪いかもしれませんが、どこからきたか分からない牛を鷹栖牛とは言えません。それに、大規模じゃないからこその強みもあります。目の行き届いた環境で牛を見ることができ、毎日しっかり餌を食べられているか、ストレスを抱えていないかなどの健康状態の管理をすることができます。私たちは、それぞれの牛に愛情を込めて大切に育てています」と熱い思いを話してくれました。
最後に、これからの目標について新田さんは「消費者の皆さんに、私たちの愛情を込めて育てた鷹栖牛を食べていただくためにも、販路を広げて道外進出したいと思っています。それに鷹栖牛には、当たり前ですが『鷹栖』が入っています。鷹栖町もいろいろな方の活躍のおかげで知名度が上がってきていると思いますが、もっと多く人に鷹栖町を知ってもらいたいです。鷹栖牛をきっかけに鷹栖町に興味を持ってもらえれば、足を運んでくれる人も増えますし、他の特産品のことも知ってもらえます。鷹栖町を盛り上げらるようにこれからも頑張りたいです」とこれからの展望について話しました。
新田ファームの牛に対する愛情が全国に広がり、さらなる活躍に繋がることが楽しみです。

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