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きら☆びと

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北海道鷹栖町

■目指すは、パリオリンピック出場 そして、頂へ
辰巳 遼(たつみりょう)さん
北海道初となるプロビーチバレーボールチーム「DOTs(ドッツ)」に所属している、辰巳遼さん。
ビーチバレーの魅力について辰巳さんは「屋内バレーボールに比べて、天候や砂により変化が多く、同じ状況がほとんどないので一瞬一瞬を楽しむことができる。それと、基本バレーボールは、トス、レシーブ、スパイクと役割があるが、ビーチバレーはそれを2人でする競技なので、バレーボールの魅力が詰まっていて、総合的にバレーボールができることです」と話しました。
パリオリンピック出場を目指し、魅力あるビーチバレーに打ち込み、日々邁進します。

今回は、北野地区在住で現役プロビーチバレーボール選手の辰巳遼さんをご紹介します。
辰巳さんは、明治大学を卒業後、平成30年4月に地域おこし協力隊として採用され鷹栖町に移住しました。そして、同時期にヴォレアス北海道に入団しプロバレーボール選手として活動します。
令和3年3月に地域おこし協力隊の任期を全うし、5月にヴォレアス北海道を退団。7月に同じチームメイトである古田史郎選手と白石啓丈選手と共に北海道初となるプロビーチバレーボールチーム「DOTs(ドッツ)」を設立します。これまで多くの資源(ヒト、モノ、コト)と出会い、自らが成長できており、その出会いそれぞれが点(DOT)として交わり、繋がったということが、チーム名DOTs(DOTの複数形)の由来とのことです。さらに、DOTsの「D」はDo、「O」はOnly、「T」はThings、「s」はSuperという単語の頭文字を取っており、『私たちにしかできない特別なことをする』という意味が込められているそうです。
辰巳さんが大学生の時に偶然テレビで、リオデジャネイロオリンピックの競技であるビーチバレーボールの試合を見ました。試合を見るのは初めてで、興味が湧き、やってみたいと思ったそうです。しかし、当時はビーチバレーを本格的にやれる環境が周りにありませんでした。北海道は寒い地域でイメージはあまり無いですが、ビーチバレーをできる環境が意外とあるとのことで、ヴォレアス北海道の練習でビーチバレーを経験し、実際にやってみても面白いと思い、転向のきっかけとなりました。辰巳さんは「ヴォレアス北海道に入った当初は手探りでしたが、時間が経つにつれて、このチームは強くなり、競技だけではなく組織としても安定してくると感じました。チームにとどまるのではなく、現役で動けるうちに、新しい挑戦をしたくてビーチバレーへの道を選びました」と話してくれました。
現在、辰巳さんは古田選手とペアを組み、DOTsとしてパリオリンピック出場を目指しています。出場するためには、日本代表となり、6月に開催予定のアジア大陸予選で優勝しなくてはいけません。パリオリンピック出場を目指す辰巳さんは「DOTsが結成され、ビーチバレーボール選手とし転向してからパリオリンピックに間に合うかどうか分からない状況でしたが、今は手が届かないというわけではないので、幸運なことだと思っています。決して楽な道のりではないけれど、一つ一つの試合に勝ち、前進してきたいと思います」と力強く語りました。
大きな舞台に立つため、努力を惜しまず活動している、辰巳さん、DOTsに、皆さんで声援を届けましょう。

※DOTsの活動は本紙またはPDF版に掲載の二次元コードから

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