介護保険は、介護や支援が必要な人を社会全体で支え合う仕組みで、皆さんが納める「介護保険料」と「公費」を財源として運営されています。介護が必要になったときに安心してサービスを利用できるよう、保険料の納付にご理解とご協力をお願いします。
介護保険料は、3年ごとに見直されます。令和6年度からは、第9期(令和6~8年度)の介護保険料になりました。
■令和6年度から令和8年度の介護保険料
※国の基準に従い、低所得者(所得段階が第1~3段階)の年間保険料について軽減措置を行っています。
※1月2日以降に転入された人や町外施設に入所されている人等で所得状況を把握できていない人、未申告の人については、第4段階で仮決定した納入通知書を送付し、所得状況が判明次第、保険料を変更します。
■令和6年度からの介護保険料について
▽保険料基準額は据え置き
超高齢社会の進展に伴い、要介護・要支援者数は年々増加しており、今後も介護給付費の増加が見込まれています。介護保険料も金額の上昇が見込まれましたが、これまで積み立てた基金の取り崩しや、介護予防の効果で保険料の軽減が図られました。
保険料基準額(第5段階)は年間80,400円(月額6,700円)とし、第8期と同額の据え置きとしました。
▽保険料の段階数を9段階から13段階に変更
保険料の段階は、これまで9段階でしたが、13段階に変更しました。これまでの第9段階が、新第9段階から新第13段階の5段階に細分化されています。また、第1段階から第3段階の保険料を減額しました。
これらは、高齢化に伴う介護費用の増加を見据え、所得に応じた保険料負担の仕組みを強化し、低所得者の介護保険料の上昇を抑制するもので、国の基準の変更に伴うものです。
どうかご理解くださいますようお願いします。
令和6年度の介護保険料は、6月中旬に納入通知書をお送りしますので、ご確認ください。
問合せ:
介護保険制度について健康長寿係【電話】87-2112
保険料の徴収について税務係【電話】74-3108
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