あったかす発「北の大地から」

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■盆踊りと里帰り
鷹栖町長　谷　寿男
今年も各地区の盆踊りイベントが盛大に開催され、多くの町民や里帰りした親子で賑わいを見せていた。市街地を擁する鷹栖地区、北野地区はビアガーデンや焼き物などの飲食コーナーが大勢の町民で賑わいを見せ、北斗地区・北成地区は地域運営組織が中心となり、子ども縁日やゲストの歌謡ステージ等を実施。中央地区では、恒例の仮装盆踊りも大盛況ながら、地元にUターンしてクラフトジンを製造する南亜太良さんが特別出店し、鷹栖町のブルーベリーも使用した柔らかな口当たりの新しいお酒として人気を集めていた。
5地区すべての会場を楽しむご婦人たちもおり、どの会場でも子どもからお年寄りまで幅広い年代の笑顔が広がっていた。
また、久しぶりの再会も多く、平成23年からALT(外国語指導助手)として2年間、勤務したアンディ・シーワードさんも北海道旅行の道中で「鷹栖地区盆踊り」に立ち寄り、お互いの近況報告に話が弾んだ。
現在、彼は東京に本社のある日本企業のオーストラリア事業部担当部長であり、日豪ビジネスの橋渡し役として活躍しており、来年の姉妹都市締結30周年の話題になると「連絡をいただければ、最大限の協力をしたい」と約束してくれた。
他にも私が「広報たかす」の記者として取材した学生が母親となり帰郷し、子どもを紹介してくれたり、帰り際に「また、来年会いましょう」と手を振る親子に心癒され、幸福感に包まれた毎夜であった。