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北海道鹿追町

◆HPVワクチンについて知ろう(健康推進係)
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、安全性に不安を抱え、いまだ接種を控えている方が多いのが現状です。しかし、子宮頸がんで苦しまないために、ワクチン接種はとても有効な手段といわれています。

(1)HPVと子宮頸がん
子宮頸がんは、HPVの感染が原因と考えられています。このウイルスは、女性の多くが一生に一度は感染し、ほとんどの人が自然に消えますが、一部の人ではがんになることがあります。
毎年、約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3千人の方が亡くなっています。また、25歳~40歳の女性のがんによる死亡の第2位は、子宮頸がんによるものです。

(2)HPVワクチンの効果
ワクチン接種によって、子宮頸がんを起こしやすい種類のHPVの感染を防ぐことができます。17歳未満でHPVワクチンを接種すると、子宮頸がんの80~90%を防ぐことができると報告されています。

(3)ワクチンの安全性
他のワクチンと比べて特別に重い副反応を起こしやすいわけではなく、厚生労働省やWHOも安全性を担保しています。
広範囲の痛み、手足の動かしにくさなどの症状は、極めてまれに報告されています。気になる症状があらわれたら、接種を途中でやめることもできます。

(4)接種するには
対象者は、小学校6年生~高校1年生の女子は無料で接種できます。
1997年~2007年度生まれの女性も特例で接種可能です。
回数は3回(9価ワクチンの場合、初回接種が15歳未満だと2回接種)です。
町内の医療機関で接種できますので、お電話でご予約下さい。

(5)子宮頸がんを予防するために
ワクチンを受けるだけでなく、20歳になったら、子宮がん検診を受けて、異常を早期に発見することが大切です。町では11月7日に女性がん検診を予定していますので、ぜひ受診しましょう。詳しくは別紙お知らせ版をご覧ください。

・HPVワクチンを接種した女子の割合(2019年)
カナダ:83%
イギリス:82%
オーストラリア:79%
イタリア:52%
アメリカ:49%
ドイツ:43%
フランス:33%
日本:1.9%
出典:厚生労働省
※詳細は本紙をご覧ください。

お問合せは、健康推進係(【電話】66-4037)までご連絡ください

問い合わせ:保健福祉課(トリムセンター内)
【電話】66-1311【FAX】66-1818

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