令和4年度 決算報告(1)

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令和4年度決算が9月定例議会で認定されましたのでお知らせします。
令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて中断していた事業が一部再開するなどこれまで通りの日常生活に向けて歩みだした年でした。しかし、依然として町民生活や経済活動への影響は大きく、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、町民や事業者を守る機動的かつ切れ目のない対応に努めました。また、役場周辺エリアZEB(※1)化改修に向けた検討委託業務をはじめ、しかおい水素ファームの開所や水素燃料電池自動車の導入など「鹿追型ゼロカーボンシティ宣言」の趣旨を踏まえた各種施策を実施しました。普通建設事業では、鹿追小中学校の大規模改修や町営牧場用トラクターの導入、継続事業である然別演習場障害防止対策事業などを実施しました。
皆さまに納めていただいた税金や国・道から町に入ったお金がいくらで、どのように使われたのか、また、町の財政状況はどうなっているのかをお伝えします。

※1　ネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のこと。

◆歳入

歳入は、前年度より2億4601万円減少した決算となりました。
地方財政の自主性を確保する自主財源は、繰越金が前年度と比べ6748万円の減となりましたが、前年度と比べ町税が7210万円、繰入金が7775万円の増となったため、1億1080万円の増加、構成比は歳入全体の40・5%となりました。
依存財源については、地方交付税や各種交付金が増となりましたが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した高度無線環境整備推進事業の完了に伴い国庫支出金や町債が大幅減となり、構成比は歳入全体の59・5%となりました。

◆歳出

歳出は、前年度より2億9253万円減少した決算となりました。
目的別では、教育費が鹿追小中学校大規模改修事業の増などにより前年と比べ1億1315万円の増となりました。一方で、総務費が高度無線環境整備推進事業の完了や新型コロナウイルス関連事業費の減により、前年度と比べて1億9381万円の減。土木費が然別演習場障害防止対策事業における1河川の事業完了により前年度と比べ6156万円の減となりました。

◆町民1人当たりの歳出
町民1人当たりに換算すると149万5852円

◆町民1人当たりの町税
「町民1人当たり」は、令和5年3月31日現在の住民基本台帳(人口5080人)をもとに算出
個人町民税：7万7318円
法人町民税：6757円
固定資産税：8万3387円
たばこ税：8376円
入湯税：739円
軽自動車税：4268円

問い合わせ：総務課財政係
【電話】66・2311