文字サイズ
自治体の皆さまへ

防災とジオパーク

18/26

北海道鹿追町

ジオパーク活動では、貴重な地形や地質を守りながら、地球の仕組みや大地の成り立ちを知り、深めます。その中で、切り離せないのが自然災害です。自然災害をもたらす地震や火山活動、大雨なども地球の仕組みの一部です。また、大地には、断層やさまざまな堆積物、あるいは地形そのものとして、災害をもたらしたであろう自然現象の痕跡が残ります。いつかは起こる自然災害のことを地形や地質が教えてくれるのです。
このような関係性から全国のジオパークでは、さまざまな防災教育の活動が行われています。とかち鹿追ジオパーク推進協議会でも防災教育ワーキンググループを中心に、防災講座などを開催しています。
鹿追で起こった自然災害に目を向けたとき、甚大な被害をもたらしたのは、昭和56年(1981年)8月の豪雨災害です。然別川の氾濫により主要道路や橋梁が崩壊、流失しました。河川決壊は101カ所にも及びました。然別川公園内には、然別川と共に生きる鹿追町民に、この未曾有の災害からの復旧を語り継ぐという趣旨の記念碑が建てられています。
鹿追は当時より水害に強い町になっています。それでも、水害をはじめ、天災はいつかやってきます。9月1日は防災の日です。時には自然災害について考えてみませんか。

問い合わせ:とかち鹿追ジオパーク推進協議会事務局(ジオパーク推進課)
【電話】67-2089

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU