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凍れ(しばれ)の季節

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北海道鹿追町

とかち鹿追ジオパークのテーマは「火山と凍れが育む命の物語」です。「凍れ」は北海道弁で凍てつく寒さを意味します。寒さに関することがテーマとなっているのは、全国のジオパークの中でも特徴的です。
鹿追の凍れは、1月中旬から2月上旬にかけて、最も厳しくなります。鹿追アメダスの平年値をみると、この期間は日最低気温が氷点下12℃を下回ります。そんな凍れる季節だからこそ、見られることを3つ紹介します。

1 しもざらめ雪
鹿追のような比較的雪が少ない地域では、積もった雪粒が時間と共に霜に置き換わっていきます。握ってもほとんど雪玉にならないサラサラの雪で、虫眼鏡でのぞくと角ばって宝石のように美しく見えます。

2 ダイヤモンドダスト
上空から雪が降るのではなく、空気中の水蒸気が地表付近で直接小さな氷の結晶となり、太陽に照らされて輝く現象です。夜間に晴れて極端に寒くなった朝や湿度が高いときなどに出現します。氷点下15℃を下回る時、見られる可能性が高まります。

3 お湯花火
氷点下20℃近くまで冷えた日に、沸かしたお湯を空中にまいてみてください。途端に氷の湯気となります。まいたお湯が花火のように氷の粒へ変わることからお湯花火と呼ばれます。試すときは、お湯が人にかからないよう注意してくださいね。

問い合わせ:とかち鹿追ジオパーク推進協議会事務局(ジオパーク推進課)
【電話】67・2089

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