◆いのち支える計画(第2期自殺対策計画)を策定しました(健康推進係)
令和6年3月に「第2期鹿追町自殺対策計画」を策定しました。
本計画は「第3期鹿追町健康増進計画」に含まれる形で策定しました。
◇計画の目的
生きることの包括的な支援として自殺対策の取り組みを推進し、「誰も自殺に追い込まれることのないまち」を実現することを目的としています。
◇計画の期間
令和6年度から令和17年度までの12年間
計画は右記のQRコードからご確認いただけます。
(44~65ページが自殺対策計画)
※QRコードは本紙をご覧ください
自殺は、その多くが追い込まれた末の死であり、自殺の背景にはこころの問題だけでなく、過労、生活困きゅう、育児や介護疲れ、いじめや孤立などのさまざまな要因が、複雑に絡まり起こると言われています。
日本の年間自殺者数は、平成15年の3万4427人をピークとして令和元年には2万169人まで減少しましたが、その後は2万人強で推移し、未成年の自殺死亡率は増加しています。
※自殺死亡率:人口10万人当たりの自殺者数のこと
◇鹿追町の自殺死亡率
平成21年以降の鹿追町・十勝・北海道・全国の自殺死亡率をみると、十勝・北海道・全国では緩やかな減少傾向がみられます。
鹿追町においては、各年で増減していて、十勝・北海道・全国の値を上回る年もみられます。平成29年~令和3年の5年間の平均は21.9(10万人対)となっていて、十勝・北海道・全国と比較すると高値となっています。
自殺死亡率の推移
(平成29年~令和3年の平均)
◇これからの取り組み
「誰も自殺に追い込まれることのないまち」の実現に向けて、以下のとおり取り組みを推進します。
1 地域におけるネットワークの推進
地域・各関係機関との連携・協力体制を推進します。
2 自殺対策を支える人材の育成
生きる支援に関わる方を対象に研修会などを開催し、地域における支え手を育成します。
3 町民への啓発と周知
広報誌やSNSなどを通じて、困りごとに対する相談窓口やこころの健康づくりの正しい知識などについて普及・啓発を行います。
4 生きることを支える支援
・居場所活動などについて関係機関と連携しながら、居場所づくりや生きがいづくりの活動を支援します。
・関係機関と連携しながら、自殺未遂をされた方や遺されたご家族などへの支援を行います。
・妊婦・産婦・子育てをしている保護者への支援の充実を図ります。
・誰もが相談しやすい体制を整備し、相談窓口の充実に努めます。
「誰も自殺に追い込まれることのないまち」を実現するためには、町民一人一人が自殺対策に関心を持ち、理解を深めることが必要です。
身近な人が悩んでいる場合に、早めに気づき、気になったら「声をかける」「話をよく聴く」「必要な相談窓口に寄り添いながらつなぐ」ことが大切です。
◇こころの相談窓口
もしもあなたが悩みや不安を抱えて困っているときには、気軽に相談できる場所があります。ご希望の窓口を選んで話してみませんか?
・健康相談(トリムセンター)
保健師が相談を受け付けています。事前に電話で予約いただくとスムーズです。
相談方法:トリムセンター来所、訪問、電話
日時:随時(祝祭日を除く月~金曜日、午前8時30分~午後5時15分)
連絡先:保健福祉課 健康推進係【電話】66・4037
・こころの相談専用電話(帯広保健所)
帯広保健所の保健師が電話や面接による相談を受け付けています。
相談方法:保健所来所、訪問、電話
日時:随時(祝祭日を除く月~金曜日、午前8時45分~午後5時)
連絡先:こころの相談専用電話【電話】0155・21・9110
・精神科医による面接相談(帯広保健所)
精神科医が相談に応じます(予約制)。事前に下記連絡先へご連絡ください。
相談方法:面接(帯広保健所または新得支所来所)
日時:毎月第2火曜・第3金曜日、午後1時30分~3時30分
連絡先:こころの相談専用電話【電話】0155・21・9110
・北海道いのちの電話
電話でこころの相談を受け付けています。
相談方法:電話(24時間対応)
※つながりにくい場合があります
連絡先:北海道いのちの電話【電話】011・231・4343
他にも電話やSNSでこころの相談が行える窓口があります。
QRコードからご確認ください。
※QRコードは本紙をご覧ください
問い合わせ:保健福祉課(トリムセンター内)
【電話】66・1311【FAX】66・1818
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