※SHS…Shikaoi High School
■地域みらい留学と今の鹿高を語る
・長沢 純平(ながさわ じゅんぺい)さん
2年生
瓜幕中学校卒業
・河上 瑞実(かわかみ たまみ)さん
2年生
茨城県出身
福世館に下宿
・鈴木 楓芽(すずき ふうが)さん
2年生
鹿追中学校卒業
・相馬 遥(そうま はるか)さん
1年生
青森県出身
シェアハウスに下宿
・徳間 幸(とくま こう)さん
1年生
群馬県出身
鹿砦寮に下宿
◆鹿追に来て感じたこと、地元に進学して感じたこと
等身大のイマを語る鹿高生の座談会 (令和6年12月4日)
先月号では、新たに始まった「全国募集」や「シェアハウス」、「新高校寮」についてご紹介しました。
今月号では、地域みらい留学を活用し、全国から鹿追に学びにきている生徒、そして地元から進学した生徒の皆さんに、鹿追高校に進学した理由、高校生活で感じたことや、現在取り組んでいることなど、背伸びのないありのままの高校生活についてお話を伺いました。
◇皆さんのことを教えて下さい。
德間:僕は、群馬県から地域みらい留学の制度を活用して鹿追高校に入学しました。鹿高を知ったきっかけはテレビです。カナダ短期留学に全員で行けると知って、海外に行ってみたいなと思って。
相馬:私は、青森県出身です。実は、小学6年生の時に、瓜幕の山村留学で瓜幕を訪れ、1年間鹿追町で生活していました。中学は地元に戻ったのですが、地域みらい留学の制度を活用して鹿追高校に入学することにしました。北海道でしかできないことがありそうだと思って。後は勢いとノリですね(笑)
鈴木:僕は、鹿追中学校を卒業して、連携入試を活用して入学しました。自宅から近いという安心感や、友達が多く進学していたのが理由です。
河上:私は、茨城県出身で、地域みらい留学のオンライン説明会が入学のきっかけです。本当は別の学校の説明を聞くために参加したのですが、前任の俵谷俊彦校長先生のトーク力で、鹿高に興味を持って(笑)
それで詳しく調べてみたら、カナダのことや探究活動に力を入れていることを知って、進学しました。
長沢:僕は、瓜幕中学校を卒業しました。兄が鹿高の生徒会長をやっていたり、その時代に生徒の皆さんが主体的に活動してeスポーツ部を立ち上げたりしているのを見て、鹿高に興味を持ちました。高校ではバドミントン部に入っています。
◇鹿高での生活はどうですか?
長沢:とても楽しいです。
河上:私も楽しい!
長沢:先生との距離感が近く、話が合うんです。おもしろい先生ばっかりで、親身になっていつも話を聞いてくれます。
鈴木:人数が少ない学校だからこそ、相談しやすい雰囲気や、先生との距離感の近さを感じています。
河上:やりたいことを伝えたら、なんでも挑戦できるというのも鹿高の凄いところだと思います。先生も町の人もみんな協力してくれる。テリー・フォックス・ランも生徒がやりたいと言って立ち上げることができたイベントの一つです。
私は、探究活動で地場産品を活用したおやき作りをしているのですが、先生が企業とつないでくれたり、プロボノメンターに協力していただいて、神奈川で販売会もさせてもらいました。やりたいなと思ったら、高校生が普通できないようなことも全力でサポートしてくれることを実感しています。
鈴木:入学して、町からの支援の凄さに驚きました。カナダに2万円代で行けるのが、本当にすごい。
河上:すごいよね! 全員行けるっていうのがすごい。
鈴木:町民の方が授業に協力してくださる機会も多くて、町から愛されてる高校なんだなと思います。
相馬:私は、生徒会、陸上部のマネージャー、アルバイトをしています。鹿追はなんでもチャレンジできる環境だなと思います。実は、友達に誘われて、ママさんバレーにも参加しているんです。アルバイトやバレーで町民の方と接する機会が増えましたが、町民の皆さんが、本当に仲良くて優しいし、おもしろいし、とても、とても、とても、いい人たちなんです。大好きです。
河上:気さくだし、フレンドリーな方が多いよね。鹿追って、本当なんでもチャレンジできるから、ついつい色んなことをやりすぎちゃうのが悩みです(笑)
德間:僕は、鹿追に来てから英語に興味を持つようになりました。授業でカナダのことも知ることができますし、英語の勉強もできるので楽しいです。
探究活動では看護医療について学んでいます。今は、病院に提供するために、みんなで放課後に蒸しパンを作っています。でも実際に提供することはやはり厳しいみたいで、そういったことも含めて、いろいろと試行錯誤しています。
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