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自治体の皆さまへ

Up date SHS!鹿追高校のイマ、お伝えします(4)

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北海道鹿追町

◆夢に向かって、生徒も本気、大人も本気。町全体が頑張るキミの味方
◇令和5年度卒業生進学先

◇鹿追町から鹿高生へのサポート(一例)
※各種助成には下記以外にもさまざまな条件があります

・入学準備金
町内中学卒業生10万円。町外中学卒業生5万円。

・カナダ短期留学に対する助成
保護者実質負担額2万8000円(パスポート取得費は別途実費)

・見学旅行助成
生徒1人につき3万円

・通学費助成
1・2学年は12カ月、3学年は10カ月分助成。公共交通機関は通学定期券全額。
自家用車送迎は距離に応じて月額4000円から1万円を助成。

・生徒の下宿などの費用に対する助成金
下宿などの費用のうち毎月の自己負担額が3万5000円を超える差額を助成。
(上限3万5000円)

・実用英語検定費用の助成
オンライン公設塾加入生徒を対象に受験料を助成(年に1回)

・大学などの進学に最大月10万円の無利子貸付
大学・短大・専門学校の修業年限以内で毎月の授業料相当分が対象額

・1人1台iPad貸与
町内小中高等学校生に貸与

支援についての詳細は、教育委員会 学校教育課(【電話】66・2646)までお問い合わせ下さい。

◇なぜここまで町は鹿高の支援に力を入れているのか
少子化や人口減少が叫ばれるなか、鹿追町にもその影響が目に見えて表れたのが令和2年度のこと。入学者数の定員80人に対し、52人の欠員が出てしまい、通常2クラスであった学年が1クラスになってしまいました。入学者数が1クラスに満たない状況が数年続くと、北海道教育委員会による高校適正配置計画案の中で「1学級、1学年」として定員数が変更となってしまいます。学級減は同時に教員の数も大きく減ることとなり、鹿追町が掲げる一貫教育や魅力ある学校づくりに大きな影響を与えてしまいます。「町内の最高学府として、子どもたちの未来を守りたい」という強い思いから、鹿追高校、教育委員会、町は本気で鹿追高校の改革に取り組み、現在まで2クラスの維持を続けています。
ついつい入学者数という目の前の数字にとらわれがちですが、大切なのは学びの充実。「中学生から選ばれる高校」として、時代を先取った、未来を生き抜く学びを展開していく必要があるのです。

◆いつか、どこかで鹿追での学びが花開いて欲しい
学ぶ未来の先に 世界に羽ばたけ、鹿高生。

◇鹿高の存在が町の活力に 町の未来を支える大きな力
町民の皆さんが、特色ある教育を理解し、一緒に育て、守ってくれている。幼小中高と一貫した鹿追の学びの根幹はここにあります。「頑張る子どもたちを応援したい」「鹿追町で学べる環境を提供し続けたい」鹿追町の大人たちが本気なのは、生徒たちが本気で学んでいるから。鹿高生が日々取り組む勉強や探究活動、部活、アルバイト、あるいは地域の行事。それは、企業と鹿追をつなぐ架け橋、時には町の働き手、そして全国や世界への広告塔となり、鹿追町に欠かせない存在となっています。
鹿追で学び続けている子、鹿追に学びを掴みにきてくれた子。みんな「鹿追の子」として、大事に育ててくれている地域の人々がいるからこそ、子どもたちは世界のあらゆる場所に羽ばたいていけるのです。
鹿追町をふるさとと思ってくれている人々が、羽ばたいた先で掴んだたくさんの学び。それを鹿追町がどう活かしていくのか。これは、生徒たちから出題された鹿追町の探究課題かもしれません。

問い合わせ:教育委員会 学校教育課
【電話】66・2646

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