◆20年ぶんの“ありがとう”を。
人生のひとつの節目を迎えたこの日。
ふるさとの誇りを胸に、ひとりひとりがそれぞれの道を歩き出しました。
1月12日、鹿追町民ホールにおいて「令和7年鹿追町はたちを祝う会」(町・町教育委員会主催)が開催され、はたちを迎えた41人が出席しました。
式典前の場内は、華やかな振り袖や袴、真新しいスーツに身を包んだはたちの皆さんが友人との再会を喜びあい、終始大にぎわい。楽しそうに談笑したり、写真を撮る姿が見られました。
記念式典では、代表の遠藤翔太さんと武田愛音さんが誓いの言葉を述べ、大上涼華さんに喜井知己町長から記念品の目録が贈呈されました。続いて佐藤悦輝さんが「成人として晴れの門出を迎えた今、大人としての自覚を持ち、責任ある社会人として皆さんのご期待に沿えるよう歩んでいくことをここに誓います」と答辞を述べました。その後行われた「交通安全の誓い」では、遠藤さんが交通事故根絶を宣誓。参加者が寄せ書きをした交通安全旗を坂井一明新得警察署長に手渡しました。
式典終了後の記念行事では、はたちを迎えた皆さんが自己紹介や近況報告、将来の夢を力強く発表する場面も。未来に向かって大きな一歩を踏み出した一日となりました。
◆はたちの抱負
二十歳の皆さんを代表して、『はたちを祝う会 代表』の4人に抱負を伺いました。
・佐藤 悦輝 さん
大きな節目である二十歳を迎え、大人の仲間入りをしました。実感は正直ありません。私は高校を卒業してすぐに社会人になりました。もうすぐ3年目になります。学生の友達が多い中、なんとか時間を作ってたくさんの思い出をつくりました。
これから社会人になる友達が増えていきますが僕はいつでも遊ぶので、この文章を読んだ人はいつでもいいので呼んで下さい。怪我なく、健康に、悪いことをしないよう過ごしていこうと思ってます。
・大上 涼華 さん
新しいことに積極的に取り組み、学び続けることで自分自身を成長させていきたいです。また、仕事や趣味をとおして新しいスキルを身につけ、視野を広げることが目標です。
失敗を恐れず、挑戦を楽しむことで充実した20代を迎えたいです。
・遠藤 翔太 さん
今年の抱負は『努力』です。今年は美容師として仕事をしていく中で必要不可欠となる国家試験を受ける年になるので、それに向けた準備はもちろん、お客様のためにできることをより増やせるようにしていきたいと思います。
・武田 愛音 さん
20歳の抱負は『自立』です。私は小学生の頃から保育士になるという夢があり、それを実現するための第1歩を踏み出せたと思います。今年からは新しい環境での生活と仕事を両立していかなくてはならないので、自分でできることを増やしていきながら保育士として1人でも多くの子どもたちの笑顔を引き出していければなと思っています。
◆はたち PHOTO SNAP
※詳細は本紙をご覧ください。
▽はたちの皆さんが生まれた年の出来事
・日本で新紙幣発行(1万円札が福澤諭吉、5千円札が樋口一葉、千円札が野口英世)
・「マツケンサンバ」が大ヒット
・宮崎駿監督アニメーション映画「ハウルの動く城」が公開
・アテネ五輪で日本選手大活躍、メダル最多の37個
平成16年4月2日~平成17年4月1日生まれ
わたしたちは、鹿追でつながっている。
問い合わせ:教育委員会 社会教育課
【電話】66・3300
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